このページの本文へ

iPhone 16徹底特集 最新チップA18搭載でAI対応! Apple Watch/AirPodsも 第33回

アップルの「AirPods Pro 2」、米国で市販補聴器ソフトの認可を取得

2024年09月13日 12時00分更新

文● Ykm/s 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 米国食品医薬品局(FDA)は9月12日、「AirPods Pro 2」などで使用することを目的とした初の市販補聴器ソフトウェア「Hearing Aid Feature」を承認したと発表した。

 Hearing Aid Featureはモバイル医療アプリ(ソフトウェアのみ)で、AirPods Pro 2(およびその互換デバイス)が市販の補聴器として利用でき、外音の増幅や騒音の中での人の声を抽出して会話できる。iPhoneやiPadなどのiOSデバイスを使用して設定利用者の聴力レベルに合わせて調整するセルフフィッティング機能を備えており、臨床研究では同デバイスを専門家がフィッティングするのと同等の結果が得られたという。

 なお、市販製品の補聴器としての利用は米国における規制緩和(2022年)を受けたもので、軽度から中等度の聴覚障害と考えられる利用者(18歳以上)は、聴覚専門医の診察を受けることなく店舗やオンラインで補聴器を購入できる(日本の場合、耳鼻科による診断と承認が推奨される)。

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中