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ひとことで言えば、オーディオのある多彩なライフスタイルの提案

都会的でさりげないHarman Kardonの魅力が見えた! HARMAN ExPLORE TOKYO 2024

2024年09月12日 06時00分更新

文● ASCII

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自動車は非常に力を入れている分野

 オートモティブはハーマンにとって重要な分野である。会場には、JBLブランドのシステムを装備したトヨタの「ランドクルーザー」と、Harman Kardonシステムを搭載したスバルの「LEGACY OUTBACK」が展示されていた。Harman Kardonブランドは欧州車で強いブランドでもある。

ランドクルーザー

LEGACY OUTBACK

ランドクルーザーに採用されているJBLのユニット。ちゃんと縁がオレンジ色になっている。

ピラーの部分に設けられたツィーターにJBLのロゴが確認できる。

デモはUSBメモリーをつないでのものだった。

こちらはLEGACY OUTBACKの車内。奥のピラー部分にあるツィーターと、ディスプレの上側=インパネのセンタースピーカーをカスタムして提供したものだという。

 また、ハーマンはサムスングループでもあるため、ディスプレーに強い。Neo QLEDを採用した湾曲ディスプレーなども展示していた。車のスピーカーは音楽だけでなく、ナビや危険察知など、重要な車内インフォメーションを聞くデバイスでもあるので、その進化は今後のポイントになっていくだろう。

 基本は自動車メーカーと相談しながら、カスタマイズしていくことになるというが、ハーマンは「Ignite Store」という車専用アプリの配信サイトも持っており、これを通じたアプリ提供や機能拡張なども視野に入れているようだ。

READYDisplayというブランド名で展開している。

大画面の湾曲型ディスプレー

ゲーミングやキッズ向けなど、バリエーションも豊富

 非常に多彩なラインアップを持つのがハーマンの特徴だ。eSports分野にも積極的で、JBLとしてもQuantumブランドの製品を多数投入している。直近モデルではUSB Type-C接続の有線イヤホンやヘッドセットを投入予定だという。

ゲーミングブランドのQUANTUM

スポンサーとなっているFAV gamingのメンバーも駆けつけて撮影などに応じていた。

 クラウドファンディングで展開中のキッズ向けヘッドホン「JBL JUNIOR 470NC」も展示。音を85dB以下に抑え、耳の健康に配慮した作りになっているほか、キッズ向けでは珍しいノイズキャンセル機能も装備。1万円とこのカテゴリーでは高価な製品であるのが挑戦だという。ダンスなどをする際の騒音、移動時の騒音などが挙げられるという。

クラウドファンディングで展開中のキッズ向けヘッドホン。

 レトロな雰囲気を持つBluetoothスピーカー、Authentics 200と300も注力しているカテゴリーだ。小型なのが200、大型なのが300となっている。

 パーティーやキャンプなどのアウトドアの雰囲気を演出するPartyBox 320/120やGO 4、CLIP 5、Xtream 4なども展示されており、ラインナップの層の厚さを改めて実感できた。

Xtream 4は自室だけでなくアウトドアでも活躍しそうな製品だ。

文字通りクリップで簡単に固定できるCLIP 4。豊富なカラバリも楽しい。

上段がGO 4で、下段がCLIP 4。これだけバリエーションあるラインアップを一度に扱っているブランドは少ないだろう。水辺での利用など、防水性についても配慮されている。

PartyBoxのシリーズも人気がある。

ハンドル付きでゴロゴロと引いていける製品もある。

クラウドファンディングでも好評のARCAMブランド「A5」「CD5」をJBLのL52 Classic GBと組み合わせてデモしていた。

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