出版大手のKADOKAWAは9月11日、6月8日に発覚したサイバー攻撃に関する最新の見解と対応策を公表。攻撃を主張する組織が新たな情報の公開を示唆したことを受け、この声明に対する対応を明らかにした。
現時点で、同社グループが新たなサイバー攻撃を受けた痕跡は確認されていないという。そのため、攻撃組織が主張する追加的な情報公開については、グループから新たに漏えいしたものではないと推測している。
ただし同社は慎重を期すため、外部の大手セキュリティ専門機関に追加調査を依頼し、事態の把握に努めている。また、捜査当局とも情報を共有しながら、この問題への対応を進めているとしている。