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楽天、ヤフー、Amazonなどを装った検索結果からの“サポート詐欺”に注意 IPAが呼びかけ

2024年09月03日 12時00分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 IPAの情報セキュリティ安心相談窓口が、SNS(X)で、最近増加しているサポート詐欺に関する注意喚起をしている。楽天やヤフー、Amazonなどの人気サービス名で検索した際、広告枠を通じて偽のセキュリティ警告ページに誘導されるケースが報告されているという。

 IPAによれば、サポート詐欺の典型的な特徴として、警告画面が次々と重なって開き、閉じることが困難になること、警告音やアナウンスが大音量で流れること、実在する企業やサービスのロゴが表示されること、サポート窓口の電話番号が表示されること、ユーザーを焦らせる表現が目立つことが挙げられている。

 こうした偽警告に騙されて電話をかけてしまうと、オペレーターが遠隔操作ソフトのインストールを促し、パソコンに「危険がある」と虚偽の説明をして有償サポート契約を迫る。電子マネーでの支払いを要求し、複数回の購入を強要するケースも増えているという。

 IPAは、このような警告画面に表示された電話番号には絶対に連絡しないよう強く警告している。また、突然表示された警告画面のメッセージには冷静に対処し、遠隔操作ソフトやセキュリティソフトを安易にダウンロード、またインストールしないよう呼びかけている。

 もし被害にあった場合には、遠隔操作ソフトのアンインストールやシステムの復元をすることが推奨されている。また、不安な点がある場合には、IPAの安心相談窓口や最寄りの消費生活センターに相談することもあわせて勧めている。

 

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