ソニーは9月11日に、ラベリアマイクロホンの新製品「ECM-L1」を発表した。
TV局で使われている「ECM-77」の技術を継承した高音質が特徴で、価格は3万8500円、9月18日受注開始、10月18日発売予定だ。
主要部品にプロの標準マイク「ECM-77」の技術を投入
3.5mmミニプラグで利用しやすく
「ECM-77」はプロ仕様のラベリアマイクロホンとして音質、信頼性、耐久性で放送局や制作現場で長年高い評価を得ている。
「ECM-L1」は、ECM-77の技術を活用した高音質と耐久性が特徴ながら、ECM-77の5万8300円よりお求めやすい3万8500円という設定になっている。
主要部品にECM-77の技術を継承し、真鍮削り出しボディにマイクカプセルを封入。クリアで歯切れのいいサウンドに加え、変形や破損に強い設計になっている。
マイクカプセルはセラミックバックプレートを採用し、高い剛性と振動減衰特性により、高解像度でノイズの少ない音質を実現する。
ケーブルには高純度の無酸素銅を採用し、伝送ロスを軽減。直径2.2mmの太いケーブルで曲げ、引っ張りに強く断線もしにくい。
接続は3.5mmミニプラグで利用しやすく、ロックリング付きで不意の脱落を防いでくれる。ワイヤレスレシーバーやカメラ、ICレコーダー、スマホに直結できる。
風防はメタルタイプとファータイプの2種類が付属で使い分けができる。
「ECM-L1」主なスペック
形式:エレクロレットコンデンサー型
周波数特性:20Hz~2万Hz
指向性:無指向性、モノラル
出力端子:プラグインパワー方式3.5mmミニプラグ(モノラルロック付)
寸法:マイク部分のみ:直径5.6mm長さ11.8mm
ケーブル:直径2.2mm×長さ1.2m
質量:17.7g(マイク+ケーブル)
付属品:ファーウインドスクリーン、メタルウインドスクリーン、ホルダークリップ、ポーチ