全体を見渡しやすい新しい画面サイズ24.5型に注目！ 180Hz表示などゲーム向けのハイスペックを備えたディスプレー「VX2528J-7」
提供: ビューソニックジャパン
IPSパネル採用で180Hzの高リフレッシュレート
VX2528J-7の液晶パネルは、上下左右178度と広い視野角を備えるIPSパネルで、光沢のないノングレアタイプを採用。すでに述べたように解像度はフルHDで、コントラスト比は1000:1。最大輝度は、一般的な室内環境では十分な250cd/m2といったスペックだ。HDR規格は、オーソドックスなHDR10をサポートする。
本機の最大の特徴と言えるのが、ゲーム向けのパネルスペックだ。リフレッシュレートは180Hzと高く、なおかつ応答速度も0.5ms（MPRT、オーバードライブ時）と高速。フルHD解像度で高いフレームレートを発揮できるゲーミングPC、あるいはPlayStation 5やXbox Series X/Sのようなコンシューマーゲーム機との相性がいい。 また、AMDの画面同期技術「FreeSync」にも対応しており、PCゲームであれば、フレームレートが変化する環境での画面のカクつきやチラつきが抑えられる。
「FreeSync」にも対応し、フレームレートとリフレッシュレートのズレによるカクつきやチラつきを抑えられる。「設定メニュー」からオン/オフが可能だ
実際に、いくつかのゲームタイトルを試してみたが、やはり最もプレイに向いているのは「Apex Legends」「フォートナイト」「VALORANT」といったFPS系タイトル、「Dota 2」「リーグ・オブ・レジェンド」のようなMOBA系タイトルだろう。
ゲームは「VALORANT」などのFPS系タイトルが向いている
🄫2020-2024 Riot Games, Inc. RIOT GAMES, VALORANT and any associated logos are trademarks, service marks, and/or registered trademarks of Riot Games, Inc.
これらの作品は、解像度よりもリフレッシュレートや応答速度の高速さを生かしやすいことから、VX2528J-7との相性はいい。もちろん、240Hzなどさらに高いリフレッシュレートのディスプレーも存在するわけだが、180Hzとの違いは一見しただけではわかりにくいため、これで十分というユーザーも多いはずだ。
そして、24.5型という画面サイズがちょうどいい大きさで、画面全体を見渡しやすいこともメリットのひとつだと言える。
画面全体を見渡しやすい24.5型。「Dota 2」などのMOBA系タイトルとも相性がいい
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また、「ELDEN RING」「Cyberpunk 2077」「Ghost of Tsushima Director's Cut」といった人気タイトルも、PC側のスペックが十分なら快適にプレイできる。こういったビジュアルの美しさを特徴とする作品では、HDR10対応を生かしやすい。
背面のジョイスティックでメニュー操作ができる
次に、設定操作について見ていこう。OSDメニューの操作はジョイスティック式で、すべての操作を本体背面のジョイキーから実行する。操作感は特にクセもなく、直感的に項目を選べる印象だ。設定できるのは、「ViewMode」（ピクチャーモード）や「カラー調整」「画像調整」などとなっている。
OSDメニュー操作用のジョイキーは背面に装備される
「ViewMode」は、「標準」「FPS」「RTS」「MOBA」「映画」「ウェブ」「テキスト」「MAC」「モノクロ」の9つのプリセットを用意。「MOBA」メニューが用意されているのはやや珍しい印象だが、本機の高リフレッシュレートな特性と相性がいい。
「ViewMode」メニューのプリセットは全9種類を用意
「カラー調整」メニューからは、コントラスト/輝度、色温度、色空間、色範囲などの設定を変更できるなど、かなり項目は豊富だ。ちなみに、色温度には「sRGB」「青色の濃さ」「寒色」「標準」「暖色」といったプリセットのほか、「ユーザーカラー」では赤・緑・青それぞれの色の値を0～100までの範囲で1刻みで変更可能だ。「HDR 10」の有効設定もこのメニューから実行する。
「カラー調整」メニューからは、コントラストや色温度、色空間、HDR関連の設定を変更可能
「画像調整」メニューには、「Blue Light Filter」「Black Stabilization」といった機能に加え、アスペクト比、応答速度の設定なども用意。なお、ブルーライトのフィルターは、0～100までの範囲で1刻みで調整できるが、軽減するほど画面の青みが減り、赤っぽい映像表示になってしまうので、過剰に効かせるのはあまりおすすめできない。ゲームの見栄えを気にするなら、低めに抑えておくのが無難だろう。
目の疲れを軽減するとされる「Blue Light Filter」機能も用意