全日本空輸(ANA)は8月20日、国際線機内Wi-Fiの料金制度を改定。ビジネスクラスの利用者の料金を無料化したことを発表した。
対象機材はB787の一部、B777-300ER、A380。利用を希望するユーザーは、客室乗務員から搭乗便のみ有効の「無料バウチャーカード」を受け取る必要がある。
注意点は以下の2点だ。
・限られた回線容量を機内の乗客で分け合って利用する関係上、動画のストリーミングやビデオ会議など、高速かつ大容量な通信環境が必要なサービスでは満足な利用ができない可能性がある
・迂回ルートを飛行するヨーロッパ便(往路)については、通信衛星のエリア外の空域を通過する際、一時的に通信ができなくなる
大事な会議などを飛行中に済ませるようなスケジューリングは、避けた方が良さそうだ。