ネジ穴も消えた! GIGABYTE「B650E AORUS STEALTH ICE」は背面コネクターマザーの筆頭候補だ

文●藤田忠 編集●北村/ASCII

提供: 日本ギガバイト

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

マザー表面から消えたのはコネクターだけではない!

 続いては、背面コネクターマザーボードの最大のトピックとなる背面を確認していこう。背面装備となっても、トップ3基、サイド1基、ボトム2基を備えた計6基のPWMファンコネクター、ケースフロントUSB 3.2 Gen1ヘッダーや、USB Type-C ヘッダーコネクターなど、ひと通りを備えている。

トップ背面。PWMファンコネクターは3基のほか、8ピンCPU 12Vコネクターを備える

ボトム背面。3ピンARGBヘッダーや、USB2.0ヘッダー、リセットスイッチなどが並んでいる

サイド背面。ATX24ピンはじめ、フロントUSBインターフェースヘッダー、さらに内蔵ディスプレー向けのHDMI出力端子となる「Sensor Panel Link」などを確認できる

 マザーボード背面に各種コネクターを備えるだけでなく、ボトム表面が真っ平らになっている「B650E AORUS STEALTH ICE」。さらに、よ~くマザーボード表面を眺めると、マザーボードを固定するネジ穴も隠されているのに気がつく。トップの電源回路部とメモリースロット横には、マグネットで着脱できるカバーを備えることで隠し、ボトム部のネジ穴はカバーで覆い隠されている。

トップのネジ穴は、カバーで隠される仕組みだ。マグネット固定なので、ケースに収めた状態でも着脱は簡単だ

ビデオカードスロット上にある固定ネジ穴は、使わないようになっている

PCケース側のスペースは、そのままでも基板とショートすることはないので大丈夫。固定ネジを使えないだけだ

ピラーレスケースに組み込んでみた

 実際に、背面コネクター対応PCケースに「B650E AORUS STEALTH ICE」を組み込んで、その組み立て易さなどを確認してみた。

 マシン構成は「B650E AORUS STEALTH ICE」のホワイト&シルバーカラーが映えるホワイトパーツでコーディネートした。各社の背面コネクターマザーボードに対応するミラーレスPCケースに、キレイな白色の水冷ユニット、純白のヒートシンクを採用したメモリーなどを使用している。

パーツ構成
CPU AMD「Ryzen 5 9600X」(6コア/12スレッド、最大5.40GHz)
CPUクーラー CPS「DS360 WHITE」(簡易水冷、360mmラジエーター)
マザーボード GIGABYTE「B650E AORUS STEALTH ICE」(AMD B650E、ATX)
メモリー Crucial「CP2K16G60C36U5W」(16GB×2、DDR5-6000)
ビデオカード AMD Radeon Graphics(CPU内蔵)
ストレージ WESTERN DIGITAL「WD_Black SN850 NVMe WDS100T1X0E-00AFY0」
(NVMe SSD 2TB、PCIe4.0×4)
PCケース Antec「Constellation C5 ARGB WHITE」(ピラーレスミドルタワー、ATX)
電源ユニット SuperFlower「LEADEX V PLATINUM PRO 1000W P130X-1000 PRO-WT」
(1000W、80PLUS PLATINUM)
OS Microsoft「Windows 11 Home」(23H3)

7基のARGBファンを備えたピラーレスPCケースのAntec「Constellation C5 ARGB WHITE」

電源ユニットの設置スペースになっているのもあり、背面は広めなのでケーブル取り回しはしやすい

「Constellation C5 ARGB」には、7基のARGB LEDヘッダーとPWMファンコネクターを接続できるハブを備えている。標準ではARGB LEDとファンのケーブルは、かなりごちゃっとしているので、再配線は必須だ

CPSの最新モデルとなる水冷ユニット「DS360」。スクウェアカバーとデジタルモニターを搭載、鏡面と透明感のあるスタイルを実現している

鉄板中の鉄板メモリーブランドとなるCrucialオーバークロックメモリーのPro Overclockingシリーズから、DDR5-6000 16GB×2モデルの「CP2K16G60C36U5W」を採用した

 ケースへの固定は詰まることなくスムーズに完了。背面コネクターへのアクセスは、PCケースボトムのARGB・PWMハブが少しジャマになるが、問題ないだろう。

対応ケースなので、背面コネクターへのアクセスは問題なしだ

ハブまわりはどうしてもごちゃっとするので、マザーボードボトムのコネクター類は、少し抜き差ししづらい

フラットなPCケース正面左側面。各種パーツの組み込みが楽しみだ

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
11月
12月
2017年
08月
2015年
04月
09月
2014年
10月
2010年
01月
02月