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静岡県の不登校の児童・生徒に居場所と学びの場を3Dメタバースで提供

レノボ・ジャパン合同会社
2024年08月20日

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レノボ・ジャパン合同会社
― 学びの選択肢を広げ、社会とつながるメタバースを目指す ―

レノボ・ジャパン合同会社と大日本印刷株式会社(DNP)は、静岡県の「令和6年度バーチャルスクール構築等業務委託」に採択されました。両社は2025年1月に、静岡県の全35自治体の約800校を対象として、不登校の児童・生徒に3次元(3D)メタバースを活用した居場所と学びの場の提供を開始します。
児童・生徒が社会とつながる空間としてのメタバースを目指し、“オンライン支援員”や“Web学習コンテンツ”等の体験活動を通じて学びの選択肢を増やします。

「バーチャルスクール」のイメージ

【「バーチャルスクール」の運用開始の背景と特長】
静岡県教育委員会は、公立学校に通う県内在住の不登校の児童・生徒(2022年度は約9,400人)に向けて、市町教育支援センターやフリースクール関係者等が家庭等から参加できるバーチャルスクールを構築し、運用を開始します。このスクールでは、3Dメタバース内でオンラインによる「交流」「学習」「体験」の三つのキーワードで児童・生徒に学びの場を提供します。静岡県教育委員会は、業務委託を受けた、プロジェクト管理を担当する株式会社JMCや多数のパートナー・有識者と連携して、多彩なコンテンツでサポートします。

○GIGA端末でも快適に動く3Dメタバース
文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」で使う多様な情報端末でも、Webブラウザーで快適に動く3Dメタバースを提供します。空間への没入感が高い3Dメタバースによって、児童・生徒の参加意欲の向上につなげていきます。また児童・生徒は、自分の分身となるアバターを40種類の中から自由に選び、動作させることで豊かな感情などを表現できます。

○用途に応じた“場”をメタバース内に設け、オンライン支援員がサポート
学習用、おしゃべり用、展示用などの多様な“場”を3Dメタバース内に設けることができます。面談用の“場”としては、周囲に音(会話)が聞こえないプライベート空間を設置します。それぞれの“場”では、オンライン支援員が、児童・生徒に寄り添います。

○児童・生徒が参加するきっかけとなるイベントや保護者向けのイベントを開催
児童・生徒が3Dメタバースと現実社会を連動させて考えられる仕掛けとして、例えば「恐竜」をテーマとしたイベントや社会科見学などを実施します。児童・生徒同士の交流のきっかけとなるオンライン部活動なども開催します。

【今後の展開】
レノボ・ジャパンとDNPは今後もメタバースを活用して、日本語指導が必要な児童・生徒や不登校の児童・生徒に向けたコンテンツと、より体験価値の高い教育サービスを提供し、全国の自治体や教育現場の活動を支援していきます。

【会社概要】
○レノボ・ジャパン(https://www.lenovo.com/jp/:レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、売上高620億米ドルの世界的なテクノロジー企業で、Fortune Global 500の217位にランクされています。世界中で7万7000人の従業員を抱え、180市場で毎日数百万人の顧客にサービスを提供しています。レノボは、すべての人にスマートなテクノロジーを提供するというビジョン「Smarter Technology for All」を掲げ、世界最大のPCメーカーとしての成功を収めるだけでなく、サーバー、ストレージ、モバイル、ソリューション、サービス、教育分野ではプログラミング学習教材「みんなでプログラミング」*1といった「New IT」技術(クライアント、エッジ、クラウド、ネットワーク、インテリジェンス)の発展を促進する新たな成長分野にも進出しています。世界を変革するテクノロジーを提供することで世界中のあらゆる場所のすべての人にとって、より包括的で信頼できるデジタル化社会を創出します。詳しくは、 https://www.lenovo.com/jp/ja/ でご覧いただけます。

*1 「みんなでプログラミング」について → https://the.minprogramming.jp/


○大日本印刷(DNP)(https://www.dnp.co.jp/):1876年の創業以来、幅広い事業分野で多様な製品・サービスを提供する世界最大規模の総合印刷会社。独自の「P&I」(印刷と情報:Printing & Information)の強みを活かし、社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える新しい価値の創出に取り組んでいます。教育分野では、教員の働き方改革やデータを活用した指導の質の向上に寄与する「DNP学びのプラットフォーム リアテンダント(R)」*2を展開し、約240の自治体(学校)に採用されています。また、不登校や日本語指導が必要な児童・生徒の学習支援として、「XRコミュニケーション(R)」*3事業と連動させて「学びの環境」を提供。多彩な表現技術や、高度なセキュリティ環境で膨大な情報を安全・安心に処理するノウハウ等を活かし、リアルとバーチャルの融合による新しい体験価値を創出します。

*2 DNP学びのプラットフォームリアテンダントについて → https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1192360_1567.html
*3 XRコミュニケーションについて → https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/media.html

※メタバース空間を利用した教育システムの詳細はこちら → https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/20169929_1567.html


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