Dynabookは「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」を8月9日~10日の期間、ベルサール秋葉原で開催中だ。
2024年6月26日をもって35周年を迎えたdynabookブランド。それを記念した施策の1つとして実施された本イベントだが、秋葉原の大通りに面したベルサール秋葉原で開催され、多くの来場者が訪れていた。
「dynabookとAIで日常を楽しく!」がテーマということで、AIをテーマにしたワークショップや、著名人を招いたトークイベント、縁日コーナーなど、普段AIにそこまで触れていない人でも楽しめるイベントとなっていた印象だ。
見て、さわって、体験してみて!
担当者によると若年層やファミリー層など、もっと多くの人にAIに触れてほしいとのことで、会場には動画、音楽、画像生成AIを学べるコーナーが設置されていた。
どのコーナーも難しいものはなく、プロンプト(AIに指示を出すコマンド)を入れるだけの簡単操作となっていた。
筆者は、音楽生成AIを体験してみた。秋葉原だけにプロンプトには「anime(アニメ)、happy(幸せ)」と入力してみる。すると数秒ほど経って、AIが音楽を作り出した。素人に音楽なんて作れるわけないじゃんと思っていたのはもう過去の話。いまや、プロンプトを入力するだけで、音楽が作れてしまう時代だ。
また会場の半分を占めるメインステージでは動画、音楽、画像生成コーナーに紐づいたイベントも実施されていた。
筆者が向かったタイミングでは、「画像生成AI活用術」と題して、KEITOさんがAdobe Fireflyを使用したステージイベントを実施。平日の昼前だったが、たくさんの観客が訪れていた。
明日は、引き続き、KEITOさんの画像生成AI活用術のほか、ハルオミ氏の「ダイナブックでつくるAI動画大作戦!」、みのさんの「AIで作曲家デビュー!」など多数のイベントが開催されるので、興味のある人はぜひ立ち寄ってみてほしい。
ステージイベントのタイムスケジュールや登壇する出演者の情報はこちらから確認してほしい。
AIだけではなく、会場にはファミリー層などにも楽しめるように縁日コーナーも併設され、盛り上がっていた。高得点を獲得した人には景品も用意されているので、チャレンジしてみてほしい。
もちろん普段からdynabookブランドを使っているヘビーユーザー向けにも同ブランドの歴史を振り返えることができるマニアックなコーナーなども用意されている。
目玉は、1989年に発表された「DynaBook J-3100 SS001」だろう。実物を見るのは初めてだったが、ノートPCの元祖と呼べる機種を見ることができたのはなんとも感慨深い。
そのほか、自分にあったdynabookのノートPCを相談できるコーナーもある。ノートPCの買い替えを検討中の人や、どんなノートPCを選べばいいのか迷っている人は相談していてはいかがだろう。
BtoB向けのイベントは頻繁に実施している同社だが、BtoC向けのイベントは珍しい。担当者に聞くと、35周年を迎えたこともあり、ブランドをさらに広く周知したいという想いもあるようだ。
堅苦しいイベントではないので、会社帰りや、家族での観光中、友達との遊びの間にふらっと寄って、新しいAI技術に触れてみてほしい。
ダイナブック大作戦 in 秋葉原
日程:8月9日~10日
時間:11時~20時(10日は19時30分まで)
場所:ベルサール秋葉原 1Fスペース
東京都千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビル
内容:ワークショップ、 AI PC体験コーナー、ゲストトークショー
dynabook35周年記念スペース など
入場無料