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Core i9-14900HXとRTX 4070の「GALLERIA ZL9C-R47-6B」

性能はデスクトップ並、この16型ノートPCでゲームもクリエイティブもお手の物!

2024年08月05日 11時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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「GALLERIA ZL9C-R47-6B」

 サードウェーブが販売する「GALLERIA ZL9C-R47-6B」は、CPUにCore i9-14900HX、GeForce RTX 4070を搭載する16型ゲーミングノートパソコンだ。ディスプレーはリフレッシュレート240Hzに対応しており、FPSやTPSといったタイトルもバリバリプレイできる。加えて、アスペクト比が16:10と通常より縦長のディスプレーを採用しているため、作業領域が広いのも特徴だ。

CPUにCore i9-14900HX、GeForce RTX 4070を搭載

 前回は外観や使い勝手について紹介した。今回は本機の基本的な性能を測るべく、基本的なベンチマークを計測した。

試用機の主なスペック
CPU Core i9-14900HX(最大5.8GHz)、24コア(Pコア:8、Eコア:16)/32スレッド
グラフィックス GeForce RTX 4070 8GB Laptop GPU+インテル UHD グラフィックス
メモリー 32GB (16GB×2、DDR5-4800 SO-DIMM)
ストレージ 1TB SSD(NVMe Gen4)
ディスプレー 16型(2560×1600ドット)、リフレッシュレート240Hz、ノングレア
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(Wi-Fi 6 AX211、IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.3)
内蔵ドライブ
インターフェース USB 3.2 Gen1 TypeA×3、USB 3.2 Gen1 Type-C、Thunderbolt 4、HDMI 2.1、音声入出力、有線LAN端子、SDカードリーダー(SD/SDHC/SDXC、UHS-I対応)
内蔵カメラ フルHD Webカメラ/IR専用カメラ(Windows Hello対応)
同梱 Minecraft Java&Bedrock Edition、Xbox Game Pass Ultimate 1か月版
サイズ/重量 およそ幅357×奥行255×高さ27mm/約2.3kg
保証期間 1年
OS Windows 11 Home(64bit)

ゲームからクリエイティブまでマルチに活躍しそうな性能!

 まず計測したのが、パソコンの全体的な性能をチェックできる「PCMark 10」から。結果は、総合スコアが8586となった。

「PCMark 10」の結果

 詳細をみていくと、アプリ起動速度、ビデオ会議、Webブラウジングの性能を測る「Essentials」が11023。表計算や文書作成のオフィスソフト性能を測る「Productivity」が10937。写真編集や動画編集、3DCG製作などのクリエイティブ性能を測る「Digital Content Creation(DCC)」が14202。いずれも1万を超える高スコアを記録した。

 とくにDCCのスコアが高く、写真・動画編集といったクリエイティブ用途にもガッツリ使える性能といっていいだろう。

 続いて、CPU性能が計測できる「CINEBENCH R23」を計測したところ、マルチコアが29127pts、シングルコアが2114ptsとなった。これは、前世代のデスクトップ向けCPUとなるCore i7-13700Kと同じくらいのスコアだ。Core i9-14900HXは、ノートパソコン向けのCPUとはいえかなり高性能だということがわかる。

「CINEBENCH R23」の結果

 写真・動画編集やゲーム実況といった用途では、CPUの性能が重要となってくる。GALLERIA ZL9C-R47-6Bであれば、デスクトップパソコン並みのCPU性能でクリエイティブ作業ができるといっても過言ではない。

 ストレージ性能をチェックできる「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードで5008.24MB/s、ライトで3773.61MB/sと、こちらも高スコアをマークしている。ゲームにおいては何の心配もいらないくらいのスコアだし、これくらい速ければクリエイティブ作業にもガッツリ使えるだろう。

「CrystalDiskMark」の結果

 ゲーミングパソコンでもっとも気になるグラフィックス性能を「3DMark」でチェックした。結果は、Steel Nomadが2688、Speed Wayが2996、Port Royalが8111、Time Spy Extremeが6586、Time Spyが12506という結果になった。

Steel Nomadの結果

Speed Wayの結果

Port Royalの結果

Time Spy Extremeの結果

Time Spyの結果

 本機でゲームを遊ぶ場合は、最大で2560×1600ドットとなり、4Kで遊ぶ場合には別途ディスプレーを用意する必要がある。本機のみで遊びたいという場合は、十分なスコアといっていいだろう。

Core i9を駆使してゲームもクリエイティブも快適にこなしたい人にイチオシ!

 GALLERIA ZL9C-R47-6Bは、GeForce RTX 4070を搭載するだけでなく、CPUがCore i9-14900HXのほか、32GBメモリー、高速な1TB SSDも採用しているため、ゲーム以外に動画編集やゲーム実況配信もノートで行ないたいという人にオススメの1台といえる。

 価格は30万9980円とそれなりにするが、デスクトップ級の性能をノートパソコンで享受したいという人は、GALLERIA ZL9C-R47-6Bを検討してみてはいかがだろうか。

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