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おいしさと栄養を兼ね備えた“献立ノウハウ”を一般家庭にも

今日ご飯なに作ろう? から解放 「献立作成AI」を味の素とLaboro.AIが開発

2024年08月02日 16時00分更新

文● ASCII

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 Laboro.AI(ラボロエーアイ)は、2024年8月1日、味の素と共同で、AIが料理のレシピデータを組み合せて、条件に合った献立を作成する「献立作成エンジン」を開発したことを発表した。味の素の運営する、好きなメニューと栄養バランスを考慮した献立を提案するウェブサービス「未来献立」で活用されている。

 味の素とLaboro.AIは、日々の“献立づくり”の悩みを解消して、おいしさと栄養バランスを兼ね備えた献立作成のノウハウを一般家庭にも届けるべく、献立作成エンジンの開発に至っている。

 味の素の1万を超えるレシピデータと、健康や栄養に関する知見・ノウハウをアルゴリズムとして活用しており、栄養素(例えば減塩など)や好みの食材などを指定すると、その条件を満たす献立を作成してくれる。

献立作成エンジンの概要

 献立作成エンジンは、味の素以外のサービスとも連携が可能で、各サービスのユーザーに適した献立を作成するよう、事前に条件を指定することもできる。

 本プロジェクトでLaboro.AIは、ビジネス構想から初期開発、テストマーケティング、サービス化開発、サービス提供にいたるプロセスを味の素と長期伴走して、共創に取り組んだという。

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