富士通ゼネラル ルームエアコン「ノクリア」Xシリーズ
エアコン大手の富士通ゼネラルが8月1日、夏場のエアコン使用時における効果的な節電方法を自社のnoteで公開した。同社の商品戦略部に所属するエアコンのエキスパート、栗原克憲氏が具体的なアドバイスを提供している。
栗原氏によれば、冷房運転時は頻繁な電源のオン/オフを避け、代わりに温度設定で調整することが効果的。また、設定温度を下げる前に風量を強くすることで体感温度を下げられるため、風量設定をうまく活用することを推奨している。
お手入れ(メンテナンス)の面では、フィルターを2週間に1回程度清掃することで冷房効果の低下を防げると指摘。さらに、室外機の周りを整理して吸排熱をスムーズにすることで効率が向上するという。
室内環境としては、カーテンやブラインドを使って直射日光を遮って、室内の温度上昇を抑えることが有効だという。外出後には、エアコン使用前に換気して室内の熱気を逃がすことで節電につながるというアドバイスもあった。
一方で、栗原氏は「電気代を気にしてエアコンの使用を控えるのではなく、熱中症対策として上手に活用していただきたい」として、過度な節電志向に対する注意も促している。