マイクロモビリティーのシェアリングサービス「LUUP」を展開するLuupは7月25日、西武ホールディングスの子会社であるブルーインキュベーション、および東急と資本業務提携契約を締結したと発表した。
本提携により、多くの人々が日常生活で利用する“動脈”のような「鉄道」という移動インフラを、マイクロモビリティーのLUUPが、短距離で小回りの効く移動手段として“毛細血管”のように補完することで、沿線価値を向上させることを目指すという。
西武グループとLuupは、東京プリンスホテルや東京ガーデンテラス紀尾井町、ダイヤゲート池袋など同社の関連不動産へのLUUPポートの設置を進めており、今後、西武線沿線やグループ施設にLUUPポートの設置を拡大していく。
東急とは、Luupが東急アクセラレートプログラム(現東急アライアンスプラットフォーム)に参画し、東急線沿線における移動利便性向上の協業を進めており、すでに20ヵ所以上に導入されている。本提携により、交通データ分析に基づく戦略的ポート設置、両社リソースの有効活用によるオペレーション効率化、LUUPポートの多機能化(例:防災拠点機能)などを展開していく。