ムダ毛が減ると気分も上がる⁉ 一度は挫折したVIO脱毛にアラフォーで再トライ【作者に聞いた】

文●杉山幸恵

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 育児に関するエピソードをコミックエッセイ化した4冊の著書が好評のナナイロペリカンさん。絵日記ブログ「たまご絵日記」 では家族やペットのことに加え、40代に突入した自身の美容や健康、ダイエットについても赤裸々かつコミカルに描いている。そんなナナイロペリカンさんが最近経験したのが、デリケートゾーンのムダ毛を処理するVIO脱毛。そこで、8年前にギブアップしたVIO脱毛に再び挑んだ体験マンガを紹介すると共に、ご本人にさらなる話も聞いてみた。

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スーパー銭湯で衝撃の光景が! そしてよみがえるVIO脱毛の苦い思い出

  なんと5割もの女性がなんらかのVIO脱毛を受けたことがあるというデータもあるとか。かくいうナナイロペリカンさんも8年前に施術を受けるも、脱毛が終了するまでに通常6~10回程度かかるところ、途中で断念…。

 「昔、脇とスネで医療脱毛のクリニックに通っていて、ついでに噂のVIOもやってみるかと試してみたんです。ところが、思った以上の痛みと、慣れない恥ずかしさがあって2回で挫折してしまいました(笑)」

  レーザー脱毛は毛の黒いメラニン色素に反応する光を照射し、毛根細胞を破壊するものが一般的。そのため白髪を脱毛するには医療針脱毛(ニードル脱毛)で毛の1本1本にアプローチする必要があり、痛みも時間もお金もかかってしまうことが多いという。ナナイロペリカンさんもいろいろ調べた結果、今が脱毛のベストタイミング!とばかりにすぐ行動に移した。

 「ふと自分の頭の白髪が増えてきてることに比例しつつ、下の毛も白髪が増えていくのか…と気になり始めて。医療脱毛について調べてみると、やはり黒い毛に反応するということで、白髪が増えすぎると〝簡単に安く〟脱毛することは難しくなるようでした。だったら、やるならさっさと済まそう!と。今のうちだと思い立ったらフットワークは軽かったです」

 VIO脱毛の施術を受けるには事前に毛を短くカットするなどの自己処理が必要。ナナイロペリカンさんも準備万端でいざクリニックへ。このクリニックへ通うことにした決め手はなんだっただろうか。

 「通いやすい都心の駅で、かつ美容皮膚科で一度利用したことのあるクリニックだったので。そして、VIO脱毛1回8000円と、相場的に安かったうえに都度払いだったんです。これなら合わなかったらやめられるし、お試しもしやすいなということで決めました」

 8年前に行ったクリニックでは、紙パンツをずらしながらデリケートゾーンにレーザーを照射。ところが、今回は「下丸出し」ということで、ナナイロペリカンさんは少し驚きつつも、婦人科検診同様、スカート着用で出かけていたので胸をなでおろしたとか。そして、看護師さんに自己処理の剃り残しをチェックしたり、Vゾーンのデザインを整えてもらったりして、いざ本番へ!

VIOの基本スタイル=御開帳!? 施術中に思わぬハプニングも発生

 スカートを履いてきてよかったと喜んだのも束の間。ベッドの上で思いもよらなかったポーズになったナナイロペリカンさん。その時の心境を聞いてみた。

 「看護師さんはプロですし、毎日やっていることなので、きっと何事もないように接してくれるはずだと信じ、私も自然体でいていいんだと思いました。自分より10歳も20歳も若い乙女がVIO脱毛を済ませてることを考えれば、人生経験豊富なはずの淑女が恥ずかしがっているのは、余計に恥ずかしいなって(笑)」

 痛みと羞恥心で挫折した8年前。今回、恥ずかしさは吹き飛ばせたものの、やはり多少の痛みはあったそうで…。

 「前回と同じで、場所によって痛むところやそうでないところはありました。ただ機械が違うこともあり、今回の機械はそこまで痛くなかったのでうれしかったです!」

  Oゾーンの施術に来たところで、起きてはならない生理現象に襲われるナナイロペリカンさん。おしりの筋肉を締めて耐えきったそう。

 「施術を受けるにあたり、人として衛生面での清潔さはしっかり心がけていったのですが…まさか屁が出そうになるとは(笑)。まるで修行のような時間でした」

 8年前から比べて格段に脱毛器が進化したこともあり、施術が短時間で終了。毛の生え変わる周期に合わせて、また2、3月後に施術を受ける予定だという。最後に今回のVIO脱毛の感想を聞いてみた。

 「歳をとって肌が弱くなったのか、年々おシモのかぶれなどの皮膚トラブルが増えたかもと感じていました。数年前に受けてやや少なくなった森林密度がなんだか元に戻ってきているような感じもあったので、さっさとまとめてやっつけたい!と。なので、今回ひさびさに一度受けただけでも毛が減ってくれて、これからムダ毛がさらに減ると思うと気分が上がりますね。昔は育児などでも忙しく、あまり自分のことを考えられなかったのもあり。今は自分自身を労ってあげることがストレス発散や癒やしになっているので、これからもいろいろと楽しんでいきたいです!」


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