消費者庁は7月23日、消費生活用製品の重大製品事故情報を更新。ハイアール製炊飯器「JJ-M55D」の使用中に、本体と周辺を焼損する火災が発生したことを公表した。当該製品は2022年にリコールされており、同庁は今回の火災との関連を調べている。
メーカーが無償交換を進めていた製品
火災が発生したのはハイアールの電気炊飯器「JJ-M55D」。同製品は2022年10月、ヒーター用リレーが接点不良を起こし、異常過熱することで焼損に至る可能性があるとしてリコール対象となり、同社が回収、交換を進めていた。
なお、本製品では今回のケース以外にも、原因調査中のものを含め、これまでに6件の火災事故が報告されている。
リコール対象は「JJ-M55D」のうち、2018年11月から2022年4月にかけて販売された約5万2000台。当該製品を交換せずに使っているユーザーは、下記のメーカー窓口に連絡することで無償交換を受けることが可能だ。
フリーダイヤル:0120−077−019(月曜~金曜/9時~18時)
ウェブ:ハイアールジャパンセールス 炊飯器自主回収お申込みフォーム(24時間受付)