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麺無しラーメンと1620円のカレーパンが一同に介した謎の試食会「おいしい博覧会」に行ったら、マジでおいしいものだらけだった

2024年07月24日 18時15分更新

文● ASCII

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 アスキーグルメ編集部には、ありがたいことに毎日いろんな新商品やら試食会やらのご案内が届いてまして、日々「これは面白そう」「これは食べたい」など独り言を言いながら四苦八苦しています。

 そんな中、30以上のブランドが集まる 「おいしい博覧会 2024 夏」というちょっと変わった試食イベントにお誘いがあり、編集部特権ということでタダ飯……じゃなかった取材をしてきました。

 今回は取材した中でも担当が気になった4つの商品をピックアップしてお届けします。

「ラーメン、麺抜きで」がホントに商品になってた

 まずは、あみ印食品工業の「NO MEN」に注目。その名の通りラーメンから麺を抜いたスープ部分だけを商品にしたという商品。

 ちなみに、130mlのお湯を注ぐ”通常ライン”と、お酒で酔った時にオススメらしい110mlのお湯を注いで濃厚な味を楽しめる”のんべえライン”という、2通りの飲み方が紹介されていました。

 実際に記者が試食したところ、通常ラインでもけっこう味がしっかりしていて出汁も感じられ、なかなか満足感があります。一杯あたりのカロリーが24~55kcalしかないそうなので、「ラーメンを食べたい! でもカロリーオーバーはしたくない、胃もたれも気になる」という人にオススメな気がしました。

イマドキらしい”ハラール”な辛ラーメンはやっぱり旨辛

 せっかくなので麺のあるラーメンもチェック! ということで、辛い物好きにはおなじみな農心ジャパンの新商品「辛ラーメン スパイシーチキン味」も食べてきました。

 こちらはハラール認証を受けているそう。多様なバックボーンを持つ人にもラーメンを食べてもらいたいという愛を感じます。辛ラーメンらしい辛さにあふれたテイストの中にも、チキンの旨味とスパイスが感じられてまさに旨辛でした。

 辛いもの好きな人には一度食べてみてもらいたいとのこと。

ド定番なお茶漬けにも新たな発見があった!

 新商品が多数並ぶ中、逆に目立っていたのが日本人ならみんなご存じ永谷園の「お茶づけ海苔」。

 こちらはいわゆるお茶づけなので、緑茶をかける……のではなく、アレンジレシピの提案がされていました。今回は豆乳で作った冷やし茶づけを試食。「豆乳でお茶づけって……」と困惑したものの、食べてみると意外にマイルドな口あたりでおいしかったです。

 なんでも、永谷園ではお茶づけ海苔の新しい食べ方を模索するためにジュースやお酒など、50種類ものお茶づけを施策したとのこと。なかでも豆乳は自信作で健康に気を使っている人にもオススメなアレンジだそうですよ!

カレーパン1個、1620円。食べたら飛んだ

 値段はタイトルにも書いちゃいましたが、なんと一個1620円! 「一日の食費か!?」とツッコみつつも、そりゃ食べちゃいますよね。

 ベースになっているのは、ホテルニューオータニ館内のコーヒーショップ「パティスリー SATSUKI」謹製の銀座カレーのルー。スパイシーなルーをカレーパン用に仕上げたということで、さすがに絶品。

 お肉も黒毛和牛を使用しているし、パン職人が一つずつ手作りで包んでいるしで、高いけど抜群に美味いという世界がそこにはありました。

 なお、写真だと伝わりにくいかもしれませんが、結構なボリューム感があります。あまり食べない人なら。このカレーパン1個でお腹いっぱいになるかもと思うほどです。

 ちなみに先に書いたパティスリー SATSUKIで買えるそうです!

こんな夢の食の発見イベント、一般ユーザーにも開放してくれないかな?

 今回の「おいしい博覧会 2024夏」では4つのテーマでブースが展開されており、新商品やロングセラー、「ひんやりグルメ」「クラフトグルメ」など、企画に沿った展開がされていました。

 今回の記事では厳選した4つの商品の試食レポートをお届けしましたが、会場にはまさに無限に広がるかのような試食ブースが展開されていました。次回は秋にも開催予定だそうです。

 ちなみにあくまで関係者向けのイベントということでしたが、抽選などで一般開放枠もあったらより楽しそうと感じました。

 にしても……カレーパンおいしかったなぁ。

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