友だちと「遊ぶ」ってなに?
続いて、友だちとの遊びの内容に関する調査結果を紹介していく。
「社会人になって友だちと遊ぶときにすること」をたずねると、「食事(65.5%)」、「飲み(47.3%)」、「カフェなどでお茶(44.4%)」の項目に回答が集中した。飲酒・飲食をともなう付き合いが、大人の遊びのスタンダードと言えそうである。
ところが、およそ61.6%は「お酒が絡まない遊びをしたい」、60.9%は「たまには遠出して遊びたい」と回答しており、飲み会や食事会だけでなく「遠出をして遊びたい」と望んでいる社会人も実は多いようなのだ。
より具体的にはどうか。「知り合いや友だちと、さらに仲良くなるためにはどんなことが効果的だと思うか」とたずねたところ、「アウトドア」と答えた人が計70.3%(当てはまる22.9%+どちらかというと当てはまる47.4%)で最も多く、続いて 「遠出(69.4%)」、「ドライブ(66.5%)」、「ゲーム(63.4%)」といった回答が集中した。
調査結果をまとめると新しい友だちはほしいけど作りにくい。きっかけがない。本当はドライブで遠出をしてアウトドアを楽しんだりしたいが、なかなか難しい……そんな大人像が見えてくる。