2024年7月19日14時頃(日本時間)から、「Windowsマシンが突然ブルースクリーン(BSoD)になってしまった」と報告するユーザーがネット上で相次いでいる。正確な状況は不明だが、日本だけでなく、米国、インド、チェコやニュージーランドなど複数の地域で発生している模様だ。
ブルースクリーンと再起動を繰り返し、作業できなくなるケースも
不具合の主な症状は、前述のように突然ブルースクリーンが表示されたり、「ブルースクリーン表示→再起動→ブルースクリーン表示」というループに陥ったりするというもの。
海外のコミュニティーサイトRedditでは専用のスレッドも登場し、会社のPCが一斉にブルースクリーンとなり業務が継続できないと嘆いたり、「早めの週末を楽しむ時間がきた」と諦めて開き直るなど、突然のトラブルに見舞われたユーザーの声が多数投稿されている。
7月19日15時現在、マイクロソフトは本件について正式な案内をしておらず、原因は不明。また、本件との関連は不明だが、同日午前には「Microsoft 365」でも一部のサービスが利用しづらくなる障害が発生している。
なお、この問題に関連して、セキュリティーソフトウェア「Falcon Sensor」を提供するCrowdStrike社がサポートサイトなどを通じてアラートを出していることがわかった。csagent.sysというファイルに起因してブルースクリーンエラーが起きることがあるという。(※編集部追記 7月19日16時8分)