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“アーティストのためにアーティストが作った”動画生成AI「Kaiber」を試す

2024年07月19日 17時00分更新

文● 田口和裕

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 2024年2月に発表されたOpenAI「Sora」の衝撃から5ヵ月、Lumaの「Dream Machine」、Runwayの「Gen-3 Alpha」など次々に衝撃的モデルが登場する動画生成AIは、生成AIの中でも今最も熱いジャンルと言えるだろう。

 そんな動画生成AIサービスのひとつが2023年5月にサービスが開始された「Kaiber」だ。

 Kaiberは「Made for artists, by artists(アーティストのためにアーティストが作ったツール)」というビジョンを掲げており、アーティスティックな作品を作成できるというのが売りのようだ。

 実際、同社は「Kaiber Studio」という制作スタジオも運営しており、「Linkin Park」「Mike Shinoda」「Kid Cudi」といったメジャーアーティストのMVも作成している。

 また、大型フェス「Coachella 2024」において、イーロン・マスク氏と交際していたことでも有名なアーティスト「Grimes(グライムス)」のライブステージのAIを駆使したステージビジュアルも担当している。

 しかし、Kaiberはあまり日本では話題になっておらず、どんなサービスなのかわからない。ということで実際に試してみた。

アカウントを作成する

 それではさっそく使っていこう。Kaiberにアクセスしたら画面右上の「Start Free Trial」をクリック。

 登録はEメール、Googleアカウント、Apple IDのいずれかを利用する。

 チュートリアルおよび簡単な初期設定の画面が表示される。「Next」をクリックすれば読み進むことができる。「Skip」で飛ばしてしまっても構わない。

 登録はこれで完了。さっそく動画を作成していこう。

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