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前澤友作氏、メタ相手の“詐欺広告”裁判始まる「日本国民がバカにされている」

2024年07月10日 16時45分更新

文● @sumire_kon

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 大手通販サイト「ZOZOTOWN」を創業者で、実業家の前澤友作氏がSNS大手メタなどを訴えた裁判で7月9日、第1回口頭弁論が実施された。

詐欺広告対応の違法性を問う裁判

 本裁判は前澤氏が2024年5月、メタの運営するFacebook、Instagramで、同氏の写真を無許諾で利用した広告(いわゆる「なりすまし詐欺広告」)が掲載されているとして起こしたもの。裁判の主な目的は、メタおよび関連企業の詐欺広告へ取り組みに違法性があるかどうか明確化することとしており、損害賠償請求額は1円に設定されている。

 7月9日の第1回口頭弁論では、前澤氏側が詐欺広告の被害は極めて甚大であり、予防と適切な対策をとることは極めて急務と主張する一方、メタ側は前澤氏側の請求は法的根拠が明確ではないと主張し、裁判所に請求の棄却を求めた。

 本件について前澤氏の代理人弁護士は同日、各メディアの共同インタビューの場で(メタ側の一連の対応は)前澤氏個人だけでなく、日本国民自体がバカにされているように感じられると発言。前澤氏も自身のXアカウントで、『「日本国民がバカにされている」 本当にそう思う』とメディアのポストを引用しながら投稿している。

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