【第3戦・追走】藤野選手のエンジンは治らず! 12位で大会を終える
藤野選手のベスト16戦の相手は#2 田中省己選手(SEIMI STYLE SHIBATIRE DRIFT)。ですが藤野選手のエンジンは治っておらず、1本目を走らせるもののスロー走行。2本目はリタイヤを宣言し、12位で大会を終えました。優勝は#87 齋藤(太)選手(FAT FIVE RACING)が、前戦の雪辱を果たしました。
川畑選手「金曜日の練習走行1本目でマシンを壊してしまい、単走の状態ではいまだちょっとおかしい状態でした。チェック走行も何もできていない状態で、ぶっつけ本番が単走本番で。全然、無理できなかったですね」
松山選手「筑波の高速レイアウトにGRカローラの長いホイールベースが合うんじゃないかと思って来ました。ウェットはそれなりに良かったんですけれど、晴れになってから、思いのほか乗りやすくなりませんでした」
藤野選手「1本目の前のチェックランの時は問題はなかったのですけれど、単走1本目で力がないような、路面が変わった感じがして。スタートで、いつもかかっているブースト圧がかからなくなり、何かおかしいと思った時、1セクターを立ち上がったところですごい振動があって。単走後に色々調べたらエンジンが原因で、ブーストが全然かからない。追走は通ったのですけれど、どんどん症状が酷くなって、これ以上走ってオイルをまいたりしてはいけないのでリタイアしました」
【大会の様子】タイヤメーカー応援シートは大いに盛り上がる
都心から自動車で約90分という立地もあってか、筑波サーキットは人・人・人。追加で立ち見チケットが出るほどの盛況ぶりでした。
今大会ではタイヤメーカー応援シートが用意されたのがトピック。記念グッズも手に入るということもあってか、席は即完売という人気ぶり。お邪魔してみると、Team TOYO TIRES Driftの総監督を務める「ドリフト侍」こと今村隆弘さんが場を大いに盛り上げていました。
TOYO TIRESの出展ブースでは、新作の子供向けTシャツが人気。親子でチームを応援するのに好適です。
また、20周年を迎えての記念Tシャツも好評。これはチーム関係者が全員着ているものと同じです。大会関係者や他のチーム関係者からは「〇〇選手のカーナンバーって20でしたっけ?」と戸惑う姿を目にしました。
単走と追走の間ではドライバーによるトークショーも開催。単走を終えたばかりの感想をすぐに聞けるとあって、多くの人が足をとめていました。
大会の最後には、選手がメインストレートでサインや記念写真に応じる姿も。ピット前でも同様の姿を何度も目にしました。レースはもちろんのこと、ファンサービスの厚さが、D1グランプリの大きな魅力です。
日曜日にはダウンフォースジャパンというイベントも併催。空力パーツを装着した一般参加のクルマが数多く展示されていました。
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