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“ガチの軽さ”に感激、確かにモバイルワークが変わるかも!!

創業10周年の隠し玉「VAIO Vision+」を速攻レビュー、これがブランド初の14型モバイルディスプレーか!!

2024年07月01日 10時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII

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16:10のちょい縦に広い画面を採用

 画面は16:10のWUXGA(1920×1200ドット)IPS液晶を採用。縦に少し広いので、エクセルの表を表示するときはより見やすくなる。カラーはアンバーブラックで、サイズは約312(W)×211.1(D)×3.9~12.4(H)mmで重量は約325g。これは14インチサイズ以上のモバイルディスプレーとしては世界最軽量*だ。

VAIO Vision+ 14

液晶パネルも非常に薄いものを採用している

VAIO Vision+ 14

内部の構成も実にシンプルで、こちらも軽量化に貢献

*14.0型ワイド以上のモバイルディスプレイにおいて。2024年6月14日時点 ステラアソシエ調べ。

 輝度は400cd/平方メートル、コントラスト比は1200:1と太陽光による明るいところでも十分見やすく、電源はモバイルノートとUSBケーブルで接続つなぐだけ。映像もDisplayPort Alternate Modeにより入力するので、ケーブル1本で済む。USBの口は2つあり、もう一方にモバイルノート用の電源を接続しておけば、充電しながら作業ができる。

VAIO Vision+ 14

 本体背面には、輝度を調整するボタンがあるので、明るさの調整が可能。電源ボタンは用意されていない。映像信号が入力されたら自動的に表示される。

VAIO Vision+ 14

輝度調整のボタン

作業効率アップに欠かせない2画面環境

VAIO Vision+ 14

どんなモバイルノートでも使えるよう、14インチのサイズにしたという

 仕事でもプライベートでも、いまや一画面で作業するというのは非効率的。モバイルワークにおいても2画面で作業すべき時代になっている。VAIO Vision+は、本体が非常に軽く、逆にケーススタンドのほうが重い(約440g)というよくわからない状況だが、両方合わせても約765gなので、それでもとても軽く感じる。

VAIO Vision+ 14

とにかく本体は薄くて軽い。ケーススタンドはちょっとホコリが付きやすい素材だが、触り心地はいい

 ケーススタンドのサイズは14インチモバイルノート程度なので、今使っているカバンに忍び込ませるだけで大丈夫。さっと出して、変形して設置するまで10秒あればことたりるぐらいだ。上下2画面にするというのは、横に並べるより大幅にスペースを取らずに済むという利点もある。また、設置したときにある程度のチルトも可能なので、見やすいポジションに向けられるのも、この製品の特徴だ。

VAIO Vision+ 14

VAIO Zと重ねてみたところ、ほとんど同じサイズ。これならカバンを変えずとも入る

 価格は、5万4800円(VAIOストアにて)。パソコンと同時に購入すると、1800円値引きされる。7月1日より予約受付が開始され、最短で7月4日に届く。モバイルディスプレーとしては、それなりなお値段がするが、この薄軽仕様のモバイルディスプレーを実際に見たら納得行くはず。日本人ならではの発想と努力で実現したVAIO Vision+。ぜひ使ってみてほしい。

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