テックワンは6月27日、One-NetbookがてがけるポータブルゲーミングPCの新型「ONEXPLAYER X1 mini」とゲーミングミニPC「ONEXPLAYER M1」の製品発表会を実施。日本での展開を発表した。
ONEXPLAYER X1 miniは、ノートパソコン、ゲーミング機器、タブレットの3つの使い方ができる3in1 UMPC。8.8型というサイズは、大きすぎず小さすぎず、各社もこのサイズのタブレットを発売し、ちょうどいいサイズだとしている。
UMPC=低スペックというイメージを覆すべく、CPUにはAMD Ryzen 7 8840Uを搭載。ROG Allyなどに搭載されているRyzen Z1 Extremeに比べて高いパフォーマンスを示している。
またTDP 5Wの省電力モードを搭載し、このモードを使用すると最長で6時間の連続使用が可能だという。
メモリーは、LPDDR5x 7500MHzを最大64GBを搭載。ストレージは2230/2242サイズのM.2 SSDを搭載し、従来機では保証対象外であったSSDの交換が、背面から容易にできるようになった。
外付けのビデオカードONEXGPUを接続すれば、サイバーパンク2077でレイトレーシングONでも十分なFPSがでる。
インターフェースはUSB 4×2、USB 3.2 Type-A、OCuLinkポート、microSDカードスロット、3.5mmオーディオジャックを搭載。
バッテリーは65.02Whを搭載。また100Wの急速充電に対応している。
オプションのコントローラーは本体の両端に取り付けられるほか、コントローラーコネクターに取り付けて独立して使用も可能。
製品サイズはおよそ210×20×129.2mm、重量は710g。
価格は16GBメモリー/512GB SSDの構成で13万9800円(予約キャンペーン特価)から。予約すると特典として専用コントローラーがついてくる。発売は8月上旬を予定している。
ONEXPLAYER M1は、ONEXGPUの筐体を使用したゲーミングミニPC。CPUにインテルCore Ultraシリーズでは最上位のCore Ultra 9 185Hを搭載している。
小型な筐体だが、大型のファンやヒートシンクを搭載することで放熱性を確保している。
ONEXPLAYER X1 miniと同様に本体背面からM.2 SSDへのアクセスが可能。こちらは一般的な2280サイズを使用できる。カバーはマグネットで固定されており、ツールフリーで開けられる。
インターフェースはUSB 4×2、USB 3.2 Type-A、USB 2.0 Type-A、HDMI×2、DisplayPort、LANポート、microSDカードスロット、3.5mmオーディオジャックを搭載。もちろんOCuLinkポートもあり、ONEXGPUと併用することも可能。
製品サイズはおよそ196×32×120mm、重量は599g。
価格は32GBメモリー/1TB SSDの構成で14万2310円(予約キャンペーン特価)から。発売は8月下旬を予定している。