標準構成からカスタマイズでさらに価格を下げた1台
木の格子が特徴のFractal North、ジサトライッペイがオシャレ&リーズナブルにこだわったBTOPC
2024年06月27日 11時00分更新
余裕のあるケース内部
BTOパソコンだから見た目も超キレイ
では、ケース内部を見ていこう。CPUクーラーには、ジサトライッペイがカスタマイズしたDeepCoolの「Deepcool LE520」が搭載されていた。ポンプヘッドは周りとロゴが光るのみで、このシンプルさがNorthとも合っているなと感じる。
全体的に見るとケース内部はスッキリしていて、メンテナンスもしやすそうだ。また、BTOパソコンのよさとして、専門のスタッフさんがしっかりとケーブルマネージメントをしてくれているという点もある。ケーブルは極力見えないように裏に回してあり、裏でもきちんとまとめてあるので、掃除するときにケーブルがピョンと出て来たり、ぐちゃぐちゃなケーブルを外に出して掃除したものの、今度は入らなくなった……といった心配もない。
また、電源は見えないようになっており、主要パーツの熱源と分けられている。最近のPCケースでは主流になってきているが、電源の熱が主要パーツに干渉しないようになっているのは、うれしいポイントといっていいだろう。
マザーボードは、ASRockのB760M PRO RS WiFiが採用されている。電源回路はDr.MOSを用いた7+1+1フェーズ構成で、PCI Express 5.0をサポート。さらに、有線LANは2.5GbEに対応し、Wi-Fi 6Eをサポートした無線LANも装備する。メッシュパネルなのでケース内部を見ることは少ないが、ヒートシンクのシルバーと周りのブラックの配色が、Northのケース内部ともマッチしていていい。
以上のように、ZEFT Z45BSDはFractal Northを使用し、映えパソコンデスクを構築したい人はもちろん、リビングで使うパソコンとしてもオススメできるオシャレなデザインとなっている。
ケース内部もしっかりとケーブルマネージメントが施されており、スッキリしているのでメンテナンスもしやすい。ジサトライッペイカスタマイズだと、28万8080円からと30万円以下で購入できるので、そこまで高額という価格でないのもうれしいポイントだ。
では、実際に本機がどれくらいの性能を持っているのか、次回はベンチマークをチェックしていく。