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75年使える!? アップル「AirTag」代わりに買った、「探す」対応のカード型トラッカーが最高でした

2024年06月13日 07時00分更新

文● @sumire_kon

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iPhoneとのペアリングは「探す」アプリから

 使い方は簡単。最初にやることはiPhoneとのペアリングだ。

 トラッカーのスイッチを押して電源を入れたら、iPhoneの「探す」アプリを起動し、「デバイスを探す」メニューを開く。次に画面右上の「+ボタン」をタップして「その他の持ち物を追加」を選び、iPhoneがトラッカーを見つけるまで10秒ほど待機。iPhoneの画面にトラッカーの製品名が表示されたら「接続」をタップし、持ち物の名前や絵文字などを設定していけばOKだ。

“ペアリングの様子(1)”

「デバイスを探す」から+ボタンをタップし、「その他の持ち物を追加」を選択

ペアリングの様子(2)” title=

少し待っているとトラッカーが表示されるので「接続」をタップ

“トラッカーに名前を付ける様子”

トラッカーに名前(財布・鞄など)を付けることも可能

“トラッカーに絵文字を割り当てる様子”

持ち物一覧やマップ上に表示される絵文字を割り当てることもできる

“設定”の最後に同意ボタンをタップ

設定が済んだら表示内容を確認して「同意」をタップ

“各種メニューの一覧”

ペアリング完了後のメニュー画面

 ペアリングを終えると、探すアプリの「デバイスを探す」メニューにLGT-LWCSTW01DBが表示され、サウンド再生や紛失モードなど、各種機能を利用できるようになる。バッテリー残量もチェックできるので、時々確認しておくとよさそうだ。

忘れ物通知もばっちり動作!

 スマートトラッカーに欠かせない要素の1つが、持ちものが手許を離れたときに教えてくれる忘れ物通知機能。こちらの動作確認や、AirTagとの性能差の有無を簡単にチェックした。

 自宅にLGT-LWCSTW01DBと比較用のAirTagを置いたまま、iPhoneを持って散歩に出発。200mほど進んだ辺りで、LGT-LWCSTW01DBとAirTagの忘れ物通知が同時にiPhoneに届いた。

“忘れ物通知の例”

iPhoneに表示された忘れ物通知

“忘れ物通知の詳細画面”

通知を開くとLGT-LWCSTW01DBとAirTag(財布)が表示されている

 この結果を踏まえると、忘れ物通知機能についてはAirTagと遜色ない性能をもった製品と考えてよさそうだ。

サウンド再生の音量も十分

 LGT-LWCSTW01DBのサウンド再生機能は最大約60dbで、AirTagよりも音量は小さい。だが、カバンに入れた状態で両者の音を比べると、聴き取りやすさに関しては、どちらも大差はないように感じられた。AirTagと比べて高音寄りの音色を採用していること、AirTagより長時間音を流せることも、聴き取りやすさの違いに影響しているとみられる。

 騒音の大きな場所ではUWBで位置をチェックできるAirTagの方が有利だが、それ以外の環境なら本製品で十分対応できそうだ。

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