若手社員は3年間でどう変わった? 未来のマネージャーに聞く!〔FIXERはたらくひと図鑑〕
2024年06月12日 10時00分更新
本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「【FIXERはたらくひと図鑑】#22 未来のマネージャーにきいてみた!FIXER若手社員は3年間でどう変わる?[エンジニア・カスタマーサクセス・マネージャー候補]」を再編集したものです。
こんにちは、FIXER広報のしおざわです。
さて、今回は初の試み!
3年前にはたらくひと図鑑にでていた塚本さんを、再びお呼びしてみました。
FIXERに新卒入社した若手は、3年でどんな進化を遂げたのか?
ぜひご覧ください!
3年ぶり2回目の自己紹介をお願いします!
塩澤:よろしくお願いします!
3年の時を経て塚本さんがどう変わったのか、
伺っていけたらと思います!
塚本:古いの恥ずかしいな~…
写真並べても気づかない人いたらどうしよう…
塩澤:鏡合わせにしたサムネイルにします?
塚本:エ゛~~~おまかせします笑
塩澤:それでは…簡単な自己紹介をお願いします!
塚本:今年で入社5年目になりました、塚本です。
4月からCX(Customer Experience)領域に所属しています。
仕事としては、FIXERの提供する生成AIサービス『GaiXer』を、どうやったらいろんな方に使ってもらえるかを考えています。
その他にも、すでに使っている方に対しては、
もっと沢山使っていただくには?もっと満足していただくには?
という部分を考えています。
ちなみに、今は「P」ではなく「つかもち」と呼ばれています笑。
まぁ、可愛らしくなったから良いかな~笑 。
この3年間でのお仕事の変化
塩澤:先ほど、少しだけ異動の話が出てましたね。
4月以前はヘルスケア領域でしたっけ?
塚本:そうです!
ヘルスケア領域のときはマネジメントをすることが多かったです。
お客さんとの折衝や、全体の進捗管理、品質確保とかを担当していました。
今は、お客さんと直接どうこう、というポジションではないですね。
CX領域には、お客さんの満足度を高めるための様々なチームがあります。
例えば...
お客さんと新しい接点を作るゼロイチのセールスチーム、
GaiXerを使っていて発生する困りごとへ対応するヘルプデスクチーム、
お客さんの「もっとこうしたい!」という応用的な相談に応えるプロンプトエンジニアリングチーム。
こういったいろんな人達が、CX領域という組織の中で、
「顧客満足度」という抽象度の高いものを目標にして仕事をしています。
みんなが同じ目標を持たないとバラバラになってしまいかねないので、横のつなぎをするのが主な僕のお仕事です。
標準化チームと呼ばれています。
塩澤:……?
難しいですね……🤔
塚本:いや、ほんとすごく難しいんですよ!
管理とか標準化といった部分は、システム開発でも重要です。
時間が掛かかりますし、余裕もない。
「効率的にやらないと」っていう部分は一緒なんですが…
システム開発における目標は定量的なんです。
◯◯というモノを、△△までに作ってください、みたいな。
でも顧客満足度は、そういうかっちりしたものがないんですよね。
塩澤:確かに、測りにくいものではありますよね。
塚本:定量的に定めづらい部分には、どうしてもギャップがあります。
自分の中でフィットさせていくのが難しいと感じています。
やりがいの「大きさ」と「質」
塩澤:やりがいとか仕事の楽しさを感じる場面はありますか?
塚本:前の領域では、国のミッションに関わる仕事だったこともあり、
やりがいの「大きさ」としては、正直前のほうが大きいと思います。
ただ…大きすぎると、わかんないんですよ笑
「すごいことやってるんだろうな~」…と思いながらも、
お客さんの顔が見えないので実感がない部分もありました。
とても大きなプロジェクトだと、
やり取りしている方も、更に上の方の意向に沿って動いています。
「こう作らねばならない」という決まった型がありますし、
リクエストの意図を問うても「?」の場合もあったりするんです。
塩澤:なるほどなるほど。
塚本:それに対して今の仕事は、
実際にGaiXerを使うお客さんの顔が見えるので、
とてもリアリティがあります。
例えば、「こういうデータないの?」と言われた時に、
なぜそれが必要なのかがすぐに見えるのは、すごく楽しいところ!
お客さん自身が課題感を持っていて、僕らも直接向き合うことが出来る。
「大きさ」とは違う、やりがいの「質」を実感できることは、
今の領域の魅力かなと思います。
塩澤:1つ1つの決定をとっても、かなりフッ軽そうですね!
塚本:まさにそうですね!
どちらのお客さんも、もちろん要望は出してくださいますが、
国レベルの案件だと、パチッと決まった完成形があって、
それに対してどれだけ合わせられるか、という仕事になります。
対して企業がお客さんの場合、柔軟なところが多く、
最初にいただいたリクエストに対して、
「それならこういう方法が良いです!」という逆提案をすると
納得して採用していただけることも多いです。
塩澤:お客さんの目的に合わせて、柔軟に提案や開発をするのは、
FIXERの得意分野…なんですかね?
塚本:う~ん、どうだろう。苦手かもしれないけど…
FIXERは、今までSaaSをやってこなかった会社です。
SIの文化が強く残るこの会社で、「GaiXerを提供する」となった時に
いよいよ本気でSaaSをやるぞ!という体制が初めて組まれました。
だからこそ、逆に伸びしろがあると感じています。
開発やものづくりが好きな人が集まっているという基盤はそのままです。
「自分たちが作ったものを、どうお客さんの要望に合わせていくのか」
マネジメントも含めて、このようにマインドチェンジができれば、
FIXERは更に成長していくんじゃなかと思います。
塩澤:CX領域は、4月にヘルプデスク領域から変化し、
領域長もその少し前に藤井さんになってますよね。
まさに変革の只中で、大変なことも多いと思いますが、
だからこそ軌道に乗ってきたときが楽しみです!
塚本:そのためには、やっぱり社内の理解も重要です。
一つの組織が大きく変わろうとしている中で、
社内にも情報発信して協力を得ていくことは、
カスタマーサクセスとしても大事な仕事だと思っています。
もしかしたら、そちらのほうが難しいことかもしれないけど!笑
塩澤:社内への情報発信、難しいですよね。わかります…
塚本:だよね!広報だから、そうだと思った笑
一緒にはたらく人たち
塩澤:CX領域といえば...
2つ前のはたらくひと図鑑で藤井さんがでてました。
塚本:フランクな感じの面白い人ですね笑
塩澤:実はその時はまだ、CXではなくヘルプデスクという名前でした笑
塚本:藤井さんを差し置いて、CXとしての初の記事が僕でいいの!?
塩澤:( `◟ 、)👍️!
CX領域、ズバリどうですか?
塚本:CX領域そのものが重要なポジションにいると思ってます。
FIXERの次の軸をつくっていくのがミッションですね。
塩澤:塚本さん目線での環境の変化とかも、ぜひお聞きしたいです。
塚本:環境は大きく変わりましたね。
プロジェクトに入って推進する立場だったのが、
今はチーム同士の横軸をつなぐことが仕事になりました。
まだ自分のバリューを出せてないなぁというやりづらさはありますが…
人間関係はとても良好なので、新しい仕事に早く慣れたいですね。
これはCX領域に限らずですが、
FIXERは年齢や職責関係なく、言いたいことを言う文化があります。
自分はいいところだなぁと思っています!
塩澤:藤井さんと塚本さん、お話しの内容や考え方がかなり一致していて、
見ている方向が同じなんだな~と感じます。
塚本:キャラは全然違うと思いますが、
考え方とかが似てる部分があるんだと思います。
飲みに行くときとかも
「将来これやりたいんですよ!」「マジ?これ話したっけ!?」
みたいな感じで盛り上がりますし笑。
ある意味、将来の野望に一番近い上司かもしれないです!笑 。
今の目標
塩澤:3年前の塚本さんのはたらくひと図鑑で
「今の目標はなんですか?」という項目がありましたよね。
なんて答えたか、覚えていらっしゃいますか?
塚本:たしか、PMP取るみたいな話じゃなかったかな。
塩澤:そうです!
どうでしょう、取得はできたんですか?
塚本:実は僕、まだ実務経験が足りていないんですよね。高専卒なので。
高専卒の場合、実務で5年必要なんです。
でも勉強はしています!
塩澤:じゃあ今年1年、勉強しつつしっかり仕事して、
いよいよ来年チャレンジなんですね!
合格した暁には、ぜひブログ執筆してください👍️
塚本:はい笑
※PMP=プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル。
プロジェクトマネジメントに関する国際資格です!資格の詳細はこちら
あるチームリーダーが今一番惹かれることは、プロジェクトマネジメント
塚本:エンジニアの会社なので、技術系の資格に目が行きがちなんですが…
技術って“手段”なんですよ。
“手段“というものは色々ありますが、
その手段を達成するためのプロセスは、
共通して“プロジェクトマネジメント”だと思っています。
仮に別の業界に行ったとしてもその知識は使えるし。
逆にテクノロジーを志している人だとしても、
プロジェクトマネジメントを理解していれば共通言語で話せるので、
快適に仕事が出来るんじゃないかと思ってます。
塩澤:藤井さん野寄さんなど、皆さんおっしゃっているのが、
中間層が薄いことが課題、ということです。
だから、「お兄さんお姉さんになってきた新卒入社の人」が、
次のリーダーやマネージャーになってきたらいいよね、と。
塚本さんは資格取得も目指していますし、
まさにそういう立ち位置にいますよね。
塚本:2つ方法があるかなと思います。
1つは、今出たように、マネジメント出来る人を増やす。
もう1つは、100%できなくとも、全体的な視座を上げる。
マネジメントは、トップから全体を見渡し、進め方を考えること。
対して現場の仕事は、与えられたものをどうこなすか考えることです。
この2つの観点がないと仕事がメチャクチャになってしまいます。
FIXERの課題はここにあるかなと思っています。
マネジメント層と現場の理解度や目線のズレが激しいのかなと。
みんなが「マネジメント」というものを理解することは、
その間を埋める一つの方法かなと思います。
余談:お久しぶりの四日市出張
塩澤:四日市にいらっしゃる頻度、結構高いイメージあります。
いちおう、勤務地は東京ですよね。
塚本:東京です。
でも、以前の領域では出張が多かったですね。
CXに異動してからは東京がメインなので、出張は1ヶ月ぶりです。
津事業所で実施しているGaiXerの研修コンテンツ検討の関係で、
今回は四日市に出張しています。
塩澤:業務スケジュールと合わせて、インタビュー時間をとっていただき
ありがとうございます!m(_ _)m
というか、GaiXer研修も塚本さんが関わってるんですね!
塚本:実際にGaiXerを使っているお客さんが参加されることもあるので、
企業さんごとにマッチしている研修内容を用意しています!
しおざわ編集後記
真面目さの中に、遊び心を忘れない塚本さん。
四日市によくいらっしゃっていたときは、チームメンバーの楽しそうな笑い声が聞こえていました☺️
内への発信などは、広報としても頑張っている部分なので、お互い協力できることは一緒にできたら嬉しいです!
ちなみに、せっかくの2度目のご出演なので、はたらくひと図鑑の前編集長(?)へのリスペクトも込めて、前回のタイトルをもじってみたりした部分があります。
どこでしょう!ぜひ探してみてください😎
塚本さん、ありがとうございました!
またぜひ飲みにもいきましょ~!笑
塩澤
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