5月31日頃より、Xの収益化プログラムを利用している複数のユーザーが、身分証明書の提示を求める連絡を同社から受けたと投稿し、話題となっている。
「インプレゾンビ」対策で本人確認を強化か
各ユーザーのポストによると、Xは現在収益化プログラムを利用しているか、過去に利用した経験のあるユーザーに対し、身分証明書の確認を実施している模様。連絡を受けたユーザーは有効な身分証明書と本人の顔写真を撮影し、所定のフォームからアップロードしなければ、収益を受け取れなくなるという。
連絡を受けたと主張するユーザーは複数の国や地域に渡っており、内容が事実なら全世界で統一した対応となっているようだ。
5月31日13時30分現在、同社は本件について公式な発表をしていないため、事実関係や取り組みの目的は不明。
Xでは収益化プログラムに必要なインプレッション数稼ぎを目的に、話題性の高いポストの内容をコピーして投稿したり、無関係な内容の返信を繰り返す行為(いわゆる「インプレゾンビ」)が問題視されていることから、今回の身分証明書の確認はその対策として実施された可能性もありそうだ。