このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

山本 敦の「新選! オーディオレポート」 第42回

「操作が覚えられない問題」を解決! JBLの「液晶タッチリモコン」付きワイヤレスイヤホンが超便利

2024年06月01日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島 恵里子/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ANCと外音取り込みの切り替えも、液晶リモコンの画面を見ながら確実にスイッチできます

進化の本命! 液晶タッチリモコン付きが「当たり前」になる?

 ボリュームのアップダウンや曲送りもさることながら、アクティブ・ノイズキャンセリングと外音取り込み(再生音量はそのまま)、トークスルー(再生音量を下げて外音を取り込む)のモード切替えが画面を見ながら一発でできる使い勝手は画期的です。イヤホンに内蔵するタッチセンサーリモコンも併用できます。

 フラットを含む7種類のサウンドイコライザーは、JBLのモバイルアプリを見ながらでないと選べない機能でした。JBL Live Beam 3は充電ケースの画面を見ながら好きなイコライザーも選べます。

 液晶画面にはプリセットの壁紙以外にも、ユーザーがスマホで撮った写真など任意の画像が設定できます。液晶をフルパワーで白色点灯させて「フラッシュライト」になる機能も思いのほか便利です。

任意の壁紙画像を設定して遊べます

 イヤホンと充電ケースとの間は低消費電力のBluetooth Low Energyで接続されるので、リモコンを多用するとバッテリーの減りが早くなるということもありません。

 液晶付きタッチリモコンを搭載するJBLのワイヤレスイヤホンは、今後国内ではハーマンインターナショナルのオンライン直販限定で発売される「Live Buds 3」や、次期フラグシップの「Tour Pro 3」にも広がります。今後は他社からも液晶付きタッチリモコンのワイヤレスイヤホンが登場します。これからのワイヤレスイヤホンの新製品は「液晶リモコン付き充電ケースが当たり前」になる日は、案外間近に迫っているのかもしれません。

 
主なスペック
製品ジャンル ワイヤレスイヤホン
ブランド JBL
製品名 JBL Live Beam 3
価格 2万8050円
形式 密閉
ドライバー 10mmダイナミックドライバー
Bluetooth AAC/SBC
連続再生時間 最大12時間(ANC オフ)、最大48時間(ケース使用時)
 

筆者紹介――山本 敦
 オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。

 

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン