上級マイスターの合格率はわずか21%だった
補講はオンライン(筆記)とオフライン(実技+筆記)の2種類。というのも、上級マイスター試験では筆記試験と実技試験があり、各人の結果に合わせて受ける補講の内容が変わるからです。
上級マイスター試験の内容を具体的に言えば、筆記試験は全7問の自由記述形式。実技試験はある理由で通電しないPCの原因を解決し、その原因も記述するというものでした。
筆記試験は100点満点で、実技試験は50点満点。つまり、合計150点満点で、部分点もあったそうです。で、補講はその点数によって、オンライン補講のミニテストを突破すれば上級認定が受けられる人と、オフラインの実技補講もクリアーしなければいけない人がいるわけです。
ちなみに、第3回までのカリキュラムの結果を伝えると、受講者数は合計42名。うち合格者はわずか9名で、合格率は21%。実技の平均点は42.5点、筆記は63.6点、合計106.1点だったそうな。合格ラインは明かされてませんが、合格率を考えると150点中120点はないと厳しい気がします。
え? 僕ですか? 僕は当然オンライン/オフラインのどちらも受けることになってましたよ。きっとどちらの点数も足りてなかったんでしょうね(にっこり)。というわけで、今回はオンライン補講の模様をメインにお届けし、オフライン補講については後日レポートします。
ちなみに、来る2024年6月15日・16日には、また東京で中級・上級カリキュラムが開催されます。なお、こちらの主催者はインテル株式会社ではなく、運営委託されたREDEE株式会社が事業として有料で開催するそうです。
カリキュラムの監修は変わらずインテルが行うそうです。また、問題は本稿で次ページから解説するものと変わるそうですが、マイスターに求められる資質は変わりません。まだ見ぬ上級挑戦者の羅針盤になることを願い、なるべく詳しく解説します。