ゲーム施設「JAPANNEXT BANQUET」の代表にインタビュー
子どもが多いからこそゲームスクールに意味がある!柴崎に誕生したゲーム施設に込められた熱意
提供: 株式会社JAPANNEXT
4月27日、東京都調布市柴崎にeスポーツ施設「JAPANNEXT BANQUET」が開設された。本施設は、JAPANNEXTがスポンサードするゲーミングチーム「Radical Pop Gaming」を運営する合同会社Radical Pop Gamingと、有限会社山根ハウジングとが運営する施設だ。
JAPANNEXTは本施設のネーミングライツを取得しており、施設のデバイス類の提供を行なっている。
JAPANNEXT BANQUETは、「柴崎からプロゲーマーを生む」というビジョンのもと、地域コミュニティーに新たな活力をもたらすことを目指した施設だという。しかし、なぜ柴崎にeスポーツ施設を開設したのか? また、具体的にどういった施設として運営していくのか? 気になる部分は多い。
そうした中、今回JAPANNEXT BANQUETを運営するRadical Pop Gamingの代表、山本 元気氏に、今回の開設の経緯などをお聞きする機会を得られた。本施設にかけるその熱い思いをお届けしていきたい。
「柴崎からプロゲーマーを」地元への思いから生まれた施設
――本日はよろしくお願いします。まず、今回の施設を設立した経緯について伺ってよろしいでしょうか。
山本氏:もともと、ここ調布市は私が十数年住んでいたところで、行きつけの居酒屋のマスターさんから、JAPANNEXT BANQUETが入っているこの物件のオーナーさんをご紹介いただいたのがはじまりでした。3月末で前に入っていた店舗が退去されるというお話を聞いたマスターさんが、私をオーナーさんに紹介してくださったんです。
――eスポーツ施設にすると決まったきっかけは何だったのでしょうか?
山本氏:オーナーさんは柴崎の方ですので、地元が活性化するような、人が集まるような場所にしたいという思いをマスターさんに相談したそうです。それならeスポーツ事業はどうかという話になり、僕とオーナーさんを繋いでくださったんです。
――eスポーツ施設というと、よくあるのは対戦会の会場としての設備などですが、JAPANNEXT BANQUETではeスポーツスクールやイベント会場としても運営予定とお聞きしています。こうした方針にした理由はあるのでしょうか?
山本氏:eスポーツはまだサッカーや野球ほどメジャーなものではないですが、オーナーさんからは新しい試みに挑戦してみたいというお話をいただきました。その際に、施設を作る上での目標をご相談させていただいたところ、「プロゲーマーやeスポーツのオリンピックに出場できるような選手を輩出したい」という思いをお聞きし、僕に協力できることがあればとこの施設を運営することになりました。
――その際、JAPANNEXTさんがネーミングライツを所得した経緯はどのようなものだったのでしょう?
山本氏:こういった施設を作る際にはやはりデバイスを揃える必要があり、ディスプレーに関してお声がけさせていただいたのがJAPANNEXTさんになります。JAPANNEXTさんとは、山梨県大月市にゲーミングハウスを設立した際にご縁があり、去年からスポンサードしていただいていました。そこでご相談したところ、ネーミングライツであれば、ディスプレーを統一してすべて揃えていただけるというお話をいただいたのが経緯になります。
JAPANNEXT BANQUETで使用されている製品 | ||
---|---|---|
JN-V40TFHD-U | 40型、VAパネル、フルHDディスプレー | 3台 |
JN-V27FLFHD | 27型、VAパネル、フルHDディスプレー | 1台 |
JN-V245FHDR260AJ | 24.5型、VAパネル、最大260Hz駆動、フルHDディスプレー | 6台 |
X-360(JN-IPS245FHDR360) | 24.5型、IPSパネル、最大360Hz、フルHDディスプレー | 6台 |
JN-VM8500UHDR | 85型、VAパネル、4Kディスプレー | 2台 |
JN-HSP238IPSFHD | 23.8型、IPSパネル、フルHDディスプレー | 1台 |
JN-MD-IPS784 | 7.8型、IPSパネル、400×1280ドット縦型ディスプレー | 1台 |
JN-55110-JRC | 43~110型対応ディスプレースタンド | 2台 |
――そのお話は、いつごろから計画されていたのでしょうか?
山本氏:JAPANNEXTさんにご相談したのは、3月の2週目でしたね。
――それだと、スタートから1ヵ月程度で施設の開設まで至ったんですね。かなり早いペースだと思うのですが、その辺りはいかがだったのでしょうか。
山本氏:もともと、オーナーさんからはゴールデンウィークのタイミングで開業したいというご要望をいただいていました。前店舗の退去が3月末だったので、期間はシビアだったのですが、多少無理すれば間に合うだろうという感覚はありました。それは、大月市のゲーミングハウスを設立した際の知見あってのものですね。
――大月市のゲーミングハウスは、どのように設立されたのですか?
山本氏:ゲーミングハウスは、もとは古民家だったものをリノベーションしています。多少業者は入ってもらったのですが、ほとんど我々の手で改装したこともあって、今回の施設に必要な時間や資金の目算がつけられました。
#大月市 の #レンタルスペース#Único
— Gaming house Único (@rpg_gaminghouse) May 11, 2024
〇ブートキャンプ
〇活動者様のオフラインイベント
〇屋外ではキャンプや釣りも可能
他にも様々な場面でご利用頂くことができます!
ご予約、ご相談はお気軽にDMまでお問い合わせ下さい
皆様のご利用お待ちしております! pic.twitter.com/rQgoz5jJdU
――なるほど。それでそんなに手際よく進められたのですね。
山本氏:あとは、施設の設備面で協力していただいた企業さんの対応の早さにも助けられました。施設に置くPCはサイコムさんに、ゲーミングチェアはWILBYさんのAIMchairをご提供いただいています。デバイス面はもちろんすべて買いそろえることもできるのですが、企業さんにPRの場としてのメリットも用意できれば、Win-Winの関係を築けて良いかなという考えがありました。
――JAPANNEXT BANQUETでは、10Gbpsの高速インターネット回線を完備しているとのことですが、回線の工事などはいかがだったのでしょうか。
山本氏:回線は何より気にしていた部分でした。ただでさえ時間がない上、年度末のタイミングだったので条件が厳しかったんです。しかし、3月にテンフィートライトさんにご相談させていただいて、試験導入という形で協賛のお話をいただき、10Gbpsの回線を引かせていただきました。