青い日記帳の推し丸アート 第24回

無料とは思えぬ充実度！　全国の美大・芸大から作品が集まるアートの祭典が今年も丸の内で開催！

文●中村剛士

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アートアワードトーキョー丸の内 2023 グランプリ受賞作品 浅野克海「この世界、魂を震わすモノ」

　若手アーティストの発掘・育成を目的とした現代美術の展覧会「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」が今年も開催されます。

　「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」（アートアワードトーキョー丸の内）は、全国の主要な美術大学・芸術大学・大学院の卒業修了制作展を審査員が訪問し、キラリと光る作品をチョイス。

　数多い優れたアート作品をノミネートし、展覧会にて、さらに厳選した作品を丸の内で展示します。今年の展示期間は4月25日（木）～5月12日（日）です。

　今回で、18回目の開催を迎える「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI」（アートアワードトーキョー丸の内）ですが、開催期間が短いため見逃しがちです。この展覧会がきっかけとなり、今では日本を代表するアーティストとして第一線で活躍している人も多くいます。スケジュール帳にしっかり展示期間をチェックしておきましょう。

　昨年の「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI」（アートアワードトーキョー丸の内）の様子はこちらから。
青い日記帳「アートアワードトーキョー丸の内2023」
https://bluediary2.jugem.jp/?eid=7034

会場イメージ（昨年の様子）

　今年は、全国18校から147点の作品がノミネートされました。そこから厳選された20作品が東京駅と皇居を結ぶ地下にある「行幸地下ギャラリー」で華々しく展示されます。

行幸地下ギャラリーMAP

　開幕日の4月25日（木）には、20作品の中から、グランプリや三菱地所賞など、各賞の発表、表彰式が丸ビル1Fマルキューブで行われます。こちらも展示同様どなたでも無料で鑑賞・観覧可能ですので、気になる若手アーティストがいたら足を運んでみましょう。

　ちなみに、丸ビル1Fマルキューブのようなオープンスペースで行う表彰式は、2020年のコロナ禍以来実に5年ぶりとなります。審査員による最終審査を経て、見事グランプリに輝くのは果たして誰のどんな作品でしょう。今からワクワクですね！

　現代アートはひと目見ただけでは、何を表し、どんなメッセージが込められているのか理解するのが難しく、距離を置いてしまっている人も多い印象があります。実際に「現代アート＝難解」と思われているのは間違いないことです。

　そこで、この問題を解決すべく、昨年の「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2023」から、スマートフォンアプリ「PINTOR（ピントル）」と連動し、アート作品を身近に感じてもらえるよう努めています。今年も引き続きアートアワードトーキョー丸の内とピントルがタッグを組みます。

「PINTOR」を使っての鑑賞がオススメ！

画期的な新しいアート鑑賞ツール「PINTOR」って何？ 開発者・高橋大地さんに開発秘話を直撃！
https://lovewalker.jp/elem/000/004/146/4146150/

　無料でダウンロードできる「ピントル」で、展示作品の解説を読むことや作品に対しての質問を投稿するとアーティストから回答をもらうことができ、より“深い”アート鑑賞を行えます（※一部参加作家を除く）。

　来場者同士で展示会の感想をシェアするなど、アプリを通して新しい楽しみ方ができるのです。さらにピントル内にAIが搭載され格段に進化を遂げています。ぜひ、ピントルを使っての鑑賞体験を試してみてくださいね！

気鋭の若手アーティストが丸の内をジャック！ 無料で楽しめるアートの祭典「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2023」
https://lovewalker.jp/elem/000/004/145/4145709/

「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」
開催日程：2024年4月25日（木)～5月12日（日）11:00～20:00
　　　　　※最終日のみ18:00まで。
　　　　　※観覧可能時間は変更になる場合がございます。
　　　　　※4月25日（木）丸ビル1F マルキューブにて表彰式を行います。（16：00～17：00）
展示会場：行幸地下ギャラリー
入場：無料
主催：アートアワードトーキョー丸の内 2024 実行委員会
特別協賛：三菱地所株式会社
協賛：株式会社大和証券グループ本社／能美防災株式会社／丸の内熱供給株式会社／YKK AP株式会社
後援：三菱一号館美術館／在日フランス大使館／アンスティチュ・フランセ東京／OCA TOKYO／TOKYO MX
審査員（五十音順）：
今村有策（東京藝術大学大学院美術研究科 教授）
木村絵理子（弘前れんが倉庫美術館 館長）
後藤繁雄（編集者、クリエイティブディレクター、京都芸術大学 教授）
小山登美夫（小山登美夫ギャラリー 代表、日本現代美術商協会 代表理事）
建畠晢（埼玉県立近代美術館 館長）
野口玲一（三菱一号館美術館 学芸員）
藪前知子（東京都現代美術館 学芸員）
Webサイト：https://www.marunouchi.com/pickup/event/2605/

PINTOR
「PINTOR（ピントル）」は現在開催されているアートイベントを見つけることができるスマートフォンアプリです。また、イベントだけではなく、10万件以上の作品、8000人以上の画家から芸術様式や色合い、別のユーザーのコレクションなどから、自分にとって最高の作品を見つけることができます。作品の解説や画家のプロフィールなどを見て、レビューやコレクションをしてアートの記録を取って楽しむこともできます。
「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」では、二次元コードを読み取ることで簡単に作品のことを知ることができるほか、作品に対して抱いた疑問を投稿することで、アーティストから回答をもらうことができます（※一部参加作家を除く）。さらに、レビューを書くことはもちろん、他の来場者の感想も知ることができます。
公式ホームページ：https://company.pintor.jp/

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