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新車を買った情報2024 第128回

ガーミンのサイコンに私の何が分かるというのか

2024年03月31日 07時00分更新

文● 四本淑三

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「行きは良い良い、帰りは怖い」を防ぐリアルタイムスタミナ

 今回買ったのは「Edge 540」。ガーミンのサイコンEdgeシリーズ最廉価版という位置付けで、上位機種のようにタッチスクリーンもなければ液晶画面も狭小、ソーラー給電機能もなし。それでも希望小売価格は5万4800円と、さすがのガーミン価格であります。

 今時は中華ブランドで機能的にも十分なものが半額ほどで買えるというのに、それでもお高いガーミンにした理由がいくつかあります。

 そのうちの1つは「リアルタイムスタミナ」機能で、これは例えて言うなら自動車の燃費計のようなもの。瞬間燃費と燃料タンクの残量から航続距離を計算し、燃料が底をつきそうになるとガス欠までのカウントダウンを始める。あれと同じことを人の体力についてやってくれるわけであります。

 なぜそんな機能が必要かといえば、久しぶりのロードバイクでどこまで走れるかか不安だから。なにしろ最近のロードバイクは速いし快適です。「おっ、これはもっと行けるぞ!うははは」と調子に乗って踏んでいるうちに気がつけばヘロヘロ。これでお家に帰れるのかオレ。そんなガス欠状態に陥る前に航続距離のイメージができていれば、ペースを落としたり、途中で引き返すという判断もできるはずです。

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