エレコムは4月上旬より、テクノアが提供する、「工場の見える化」を実現するシステム「A-Eyeカメラ」の取り扱いを開始する。
A-Eyeカメラは、ネットワークカメラで撮影された画像をもとにAIが生産設備の稼働状況を判断し、クラウドへ蓄積するIoTシステム。
特徴として、工場内に設置したネットワークカメラが撮影した、生産設備の操作画面や積層信号灯が点灯している画像から、稼働状況をAIで判別できる。画像判別のため、始めに学習データを与えることで、機械・設備のメーカーや製造された年代に関係なく状況を把握できるという。
また簡単に設置でき、低コストなことも特徴。A-Eyeカメラの設置に必要なものは、ネットワークカメラとLAN環境の構築だけなので、特別な機器や配線接続などは不要となる。
さらにセンサーでの実績収集の場合、設置後に環境が変化することでデータ収集に支障をきたす可能性があるが、A-Eyeカメラは設置後も学習し続けるため、環境の変化にも柔軟に対応し、正確なデータを取り続けることが可能。
収集された情報はクラウド上に保存されるため、PC・タブレット・スマホで確認が可能となっている。
サービス利用料は以下の通り。
初期費用
ソフトウェア関連:10ユーザーパック 30万円
※ユーザーの追加は3万円/1アカウント
導入作業関連:システムセットアップ 20万円
導入作業関連:稼働監視用AIモデル作成 50万円
月額費用:
ネットワークカメラ版:2000円/監視対象1件
AI搭載カメラ版:3000円/監視対象1件
※価格はいずれも税抜き