800シリーズに続き、700シリーズも

B＆Wの中核700 S3シリーズのSignatureモデルが登場、「700 S3 Signature」

　Bowers & Wilkinsは3月28日、2022年に発売した700 S3シリーズのSignatureモデル“700 S3 Signatureシリーズ”3機種を発表した。

　フロア型の「702 S3 Signature」（71万9400円/台）、ブックシェルフ型の「705 S3 Signature」（71万9400円/ペア、スタンド別売）、センター用の「HTM71 S3 Signature」（51万9200円）の3種があり、先行投入した「800 D4 Signature」シリーズ同様のミッドナイトブルー・メタリック塗装、またはダトク・グロスの突板仕上げが選べる。

　外観については、ツィーターのハウジングなど金属部品をサテンブラックとし周辺にはゴールドのダイヤモンドカットを施している。800 D4 Signatureシリーズのノウハウも複数取り入れている。

ミッドレンジと高域用のクロスオーバー

低域用のクロスオーバー

　具体的には、ツィーターを保護するグリルのメッシュパターンの変更、ネットワーク回路に使用する部品の変更やレイアウトの変更。ウーファー／ミッドウーファー用の新型ダンパー、スピーカーターミナルも真鍮製に変えている。

　ドライバー構成は下記の通り。

702 S3 Signature：3ウェイバスレフ型。165mmのAerofoil Profileコーンバスユニットを3基、150mmのContinuumコーン FSTミッドレンジユニット、25mmでオントップ型のカーボンドームツィーター、本体サイズは幅192×奥行き354×高さ1010mm。台座とツィーターを含むサイズは幅290×奥行き410×高さ1138mm。重量は35.3kg。

705 S3 Signature：2ウェイバスレフ型。150mmのContinuumコーン バス/ミッドレンジ、25mmでオントップ型のカーボンドームツィーター。本体サイズは幅192×奥行き337×高さ413mm。重量は10.4kg。スピーカースタンドは別売で「FS-700 S3」などが使える。

HTM71 S3 Signature：3ウェイバスレフ型。130mmAerofoil Profileコーンバスユニットを2基、130mmのContinuumコーン FSTミッドレンジユニット、25mmでオントップ型のカーボンドームツィーター。本体サイズは幅628×奥行き356×高さ233mm。重量は18.4kg。

実機の写真

■関連サイト

• Bowers & Wilkins

　なお、3月1日（金）～ 6月30日（日）の期間にB&Wの「700 S3シリーズ」を購入した人を対象にした「高音質スピーカーケーブルプレゼントキャンペーン」が実施中だが、その対象製品に新発表の「702 S3 Signature」「705 S3 Signature」も含まれる。

　対象期間内に対象製品を購入して応募した人全員に、AudioQuestの「Rocket 33.2」（価格10万5600円、3m）または「Rocket 11」（価格5万6100円、3m）をプレゼントするというもの。どちらのケーブルかは購入した機種で変わる。詳細はキャンペーンの応募フォームなどを参照してほしい。