Luupは3月27日11時より、福岡県福岡市にて電動キックボードや電動アシスト自転車などの電動マイクロモビリティーのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」の提供を開始する。
福岡市は、電車やバスなどの交通手段が発達しているが、東西・南北の移動をカバーする路線や便が少ないことから、柔軟なルートでの短距離・短時間移動に対応できるLUUPとは親和性が高いとしている。さらに、自動車を日常の移動手段とする方も多い一方で、中心部では駐車場が不足している問題もあり、エコで気軽に移動できるマイクロモビリティーはメリットが大きいという。
同社は、2020年1月の電動キックボードがルール整備に向けた実証実験段階にあった時期に、福岡地域戦略推進協議会の後援を受け、福岡市内にて電動キックボードの試乗会を実施。当時の試乗会から4年の期間を経て、電動キックボードが道路交通法で「特定小型原動機付自転車」と定義された。これにより、サービス提供エリアを拡大することができるようになったことから、今回、福岡市でのLUUPの本格提供に至った。
利用料金は、ライド基本料金50円+時間料金1分あたり15円。利用可能エリアは福岡市街地。電動キックボードの利用は、アプリから年齢確認書類の提出と交通ルールテストの連続満点合格が条件となる(電動アシスト自転車のみの利用の場合は不要)。
また、サービス開始初日には「福岡大名ガーデンシティ」にて安全講習会の開催を予定している。