三菱重工業株式会社
◆ デュアルセンサーとデュアルイオンの採用で快適性、清潔性を追求【S・SKシリーズ】 ◆ 寒冷地で高い暖房能力を実現【SKシリーズ】 ◆ スマートフォンで操作できる機能を標準搭載した機種拡大【R・TWFシリーズ】 ◆ 5シリーズ計31機種のラインアップで、多様なライフスタイルに応じた心地良い空間を提供
三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ株式会社(社長:佐々倉 正彦、本社:東京都千代田区)は、家庭用ルームエアコン「ビーバーエアコン」の2024年モデル5シリーズ計31機種を4月1日から発売します。快適性、清潔性と高APF(Annual Performance Factor:通年エネルギー消費効率)を備え省エネ性に優れた同社最高級モデルのSシリーズ9機種、寒冷地での使用を想定した暖房強化型モデルSKシリーズ4機種、フィルター自動清掃機能を搭載した高機能モデルのRシリーズ6機種、標準モデルのTシリーズ7機種およびTシリーズにスマートフォン操作機能を標準搭載したTWFシリーズ5機種のラインアップにより、多様なライフスタイルに対応した心地良い生活空間を提供します。
新製品の特長
1.デュアルセンサーとデュアルイオンの採用で快適性、清潔性を追求【S・SKシリーズ】
(1)デュアルセンサー(人感センサー+サーマルセンサー)が生む「快適環境」
人の動きを検知する人感センサーと人の位置および壁・床温度の変化を検知するサーマルセンサーを搭載し、その情報をもとにAIが自動で快適・省エネに導く「AI自動快適運転」ならびに風向を自動調整する「新おまかせセンサー気流」と「風あて・風よけ運転」を実現しました。
AI自動快適運転
2つのセンサーで人やお部屋内部を見張り、自動で温度をコントロール。また、AIが部屋の冷え方/暖まり方を学習し、自動で快適で省エネな運転を行います。
新おまかせセンサー気流
2つのセンサーが人の活動量および壁・床温度を見張り風向をコントロールします。
(2)デュアルイオン(さわやかイオン+アクアオゾン)が生む「清潔環境」
マイナスイオンを放出しウイルス、細菌、カビ菌の増殖を抑制する「さわやかイオン運転」や、室内機内部にイオンとオゾンを充満させニオイや汚れの原因菌の増殖を抑制する「アクアオゾンクリーン運転」、加熱乾燥させることでカビ菌の増殖を抑制する「アクアオゾン加熱運転」を備えるなど、室内機の清潔性が向上しました。
さわやかイオン運転
高電圧で効率的にイオンを発生できるイオナイザーモジュールを採用。運転と同時にイオンを放出しウイルスや細菌、カビ菌に作用し抑制し、お部屋の空気を清潔にします。
アクアオゾンクリーン運転、アクアオゾン加熱運転
エアコン内部にオゾンとイオンを充満させニオイや汚れの原因菌を抑制します。送風運転でしっかり乾燥することでカビや菌の増殖を抑制します。また、加熱乾燥させることで熱に弱いカビ菌をさらに抑制することもできます。
2. 寒冷地で高い暖房能力を実現【SKシリーズ】
外温条件からコンプレッサを予熱して、暖房立ち上がり時間を短縮する「ホットスタンバイ機能」と、ホットガスバイパス方式のデフロスト(霜取り)運転制御を採用。従来の方式ではデフロスト運転ごとに室内温度が4~5℃下がり、肌寒く不快に感じるケースがありましたが、ホットガスバイパス方式のデフロスト運転制御で室内側に流れる高温のガスの一部を室外機に流すことにより、室内温度の低下を抑えノンストップ暖房を実現しました。
3. スマートフォンで操作できる機能を標準搭載した機種拡大【R・TWFシリーズ】
従来ラインアップでは最高級機モデル(S・SKシリーズ)のみが内蔵していた、別売の無線LANインターフェイスを高機能モデル(Rシリーズ)と標準モデル(TWFシリーズ)にも内蔵し、外観はそのままスマートフォンからの操作を可能としました。また、別売のスマートスピーカーと連携することで声によるエアコン操作や運転状況の確認ができるようになり、操作性が向上しました。
4. 5シリーズ全31機種のラインアップで、多様なライフスタイルに応じた心地良い空間を提供
5シリーズともに2023年モデルに続き、すばやく快適温度に導く「ワープ運転」、力強い風でしっかり風を届ける「JET運転」、フィルター付近の温湿度をコントロールしてバイオクリアフィルターの尿素と酵素による花粉への抑制効果を促進する「バイオクリア運転」などを搭載しています。
また、Rシリーズ、Tシリーズ、TWFシリーズは、2023年モデル同様に室内機の高さを250mmに抑えたコンパクト設計により、ハイサッシや下がり天井などのすき間スペースにも設置可能です。
一方、Sシリーズ、SKシリーズ、Rシリーズでは、グループ会社の三菱重工冷熱株式会社が製造・販売しているハイブリッド加熱気化式加湿器「roomist」SHKシリーズとの連動運転機能を2023年モデル同様に搭載しており、温度と湿度を最適にコントロールできます。
このほか、全シリーズで飲料メーカーである株式会社伊藤園独自の技術「茶殻リサイクルシステム」により茶殻をアップサイクルした茶殻配合樹脂を原料としたフィルターホルダーを搭載し、環境保全に貢献します。
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