保管・利用するための大切な場所
Q:「暗号資産ウォレット」ってなに?
A:暗号資産(仮想通貨)を保管・利用するための場所。“デジタル財布”とでも言うべき役割も果たす。
おすすめの関連記事
あなたの個人情報が盗まれているかも!? チェックする方法を紹介
暗号資産(仮想通貨)を保管できる「場所」のことだが、「ウォレット」という名称の通り「デジタルな財布」といった役割を担える。
ウォレットには所有している暗号資産の公開鍵・秘密鍵が関連付けられ、資産の保管だけでなく、取引の実行やポートフォリオの追跡に利用される。
ウォレットは大別して「コールドウォレット」と「ホットウォレット」があり、ネットに接続されていないコールドウォレットのほうがセキュリティは強固とされるが、暗号資産の頻繁な出し入れや送金などについてはネットに接続されたホットウォレットのほうが利便性に優れる。
なお、コールドウォレットの種類として、セキュリティの確保されたUSBデバイスや専用機器に秘密鍵を保存する「ハードウェアウォレット」、印刷や手書きによって紙に秘密鍵と公開鍵を残す「ペーパーウォレット」がある。
一方、ホットウォレットの種類としては、取引所が提供する「取引所ウォレット」、Webブラウザを通じて利用する「ウェブウォレット」、スマホやパソコンで専用アプリを利用する「ソフトウェアウォレット」といったものが存在する。
この連載の記事
-
第37回
デジタル
「連絡先が消えた」と友だちからメッセージ。それは「LINEの乗っ取り」のサインだ! -
第36回
デジタル
AIに有名人の声を模倣させて金銭を騙し取る「AI音声詐欺」が怖い -
第35回
デジタル
「Google ダークウェブレポート」であなたの個人情報漏えいを確認 -
第34回
デジタル
打ち間違いから最悪の詐欺に誘導する「タイポスクワッティング」を3分解説! -
第33回
デジタル
LINE「Keep」機能終了まで残り1週間! バックアップは忘れずに -
第32回
デジタル
2要素認証も乗り越える!?「リアルタイムフィッシング」の恐怖 -
第31回
デジタル
ランサムウェアのアフィリエイトプラン!? 「RaaS」ってなんだ? -
第30回
デジタル
パソコンやIoT機器を数十万台乗っ取ってサイバー攻撃! 「ボットネット」ってなに? -
第30回
デジタル
半年で506億円被害の「有名人なりすまし詐欺広告」 両親祖父母への警告を -
第28回
デジタル
AIを洗脳して操る「プロンプトインジェクション」ってなに? -
第27回
デジタル
大量のエサをぶら下げて広告収入ゲット! 「クリックベイト」ってなに? - この連載の一覧へ