LINEヤフーは2024年3月11日、東北の復興支援や能登半島地震の被災地支援など目的としたキャンペーン、「3.11 これからも、できること。」を開催している。今回のテーマは「検索は、チカラになる。」「寄付は、チカラになる。」「防災は、チカラになる。」「知るは、チカラになる。」の4つだ。
検索は、チカラになる。
「Yahoo!検索」もしくは「LINEアプリ(ニュースタブ上部の検索窓)」から「3.11」と検索すると、1人につき10円をLINEヤフーから東北支援に取り組む団体や、能登半島地震の被災地支援に取り組む団体に寄付される。
さらに同社の子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」でも、同様のキャンペーンを実施。こちらは東日本大震災後に生まれた子どもたちに、震災のことを知り防災に繋げてもらうことや、自身の行動が被災地支援に繋がることを体験してもらうことを目的としたものだ。
寄付は、チカラになる。
●LINEドネーションスタンプの売上を寄付
LINEでは3月5日より、LINEドネーションスタンプ「仕事猫 SMILEスタンプ」を販売中。同スタンプの売上からプラットフォーム手数料を除いた全額を、東北および能登半島地震の被災地支援のために寄付する。
価格は250円(100LINEコイン)で、販売期間は2025年3月4日10時59分までの予定だ。
●Yahoo!ネット募金
「Yahoo!ネット募金」では、東北復興や能登半島地震の被災地支援に取り組む団体へのネット募金窓口まとめた特設ページを用意する。
ユーザーが各プロジェクトの内容を確認し、自由に寄付先を選択する仕組みで、クレジットカードなら100円以上、Tポイントなら1ポイント以上から寄付が可能だ。
防災は、チカラになる。
「防災は、チカラになる。」では、ユーザー体験型のコンテンツとして「3分でできる避難訓練 スマホ避難シミュレーション」を提供。自宅で震度6強の地震に見舞われたとうい設定で、同社のアプリやサービスの防災機能を使いながら避難までの過程を体験できる。
コンテンツは防災科学技術研究所総合防災情報センター長 臼田裕一郎氏の監修を受けており、災害時にSNS等で問題となる「生成AIによるフェイク画像」への対処に関する要素も取り入れているという。
知るは、チカラになる。
「知るは、チカラになる。」では、「復興支援」「風化防止」「防災」をテーマとして、新聞、テレビなどのメディアと連携し、「#知り続ける」というハッシュタグを付けた50本以上の記事を「Yahoo!ニュース」「LINE NEWS」共同で配信する。
また、子ども向けコンテンツとして、Yahoo!きっずにも特設サイトを設け、被災地で生きる人々の取り組みや思いを紹介するという。
3.11企画は2031年まで毎年開催予定
LINEヤフーは合併前、LINEとヤフーがそれぞれ独立していた2021年から、「3.11企画」を共同で実施しており、2024年で4回目となる。
同社は今後も被災地と被災者に寄り添い、復興を支援するため、「3.11企画」を2031年まで継続する予定だ。