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最先端 “エモ”ガジェット徹底レビュー 第28回

昭和世代にはハズキルーペが必須

ちっちゃすぎる携帯ゲーム機「Thumby」で遊んでみた

2024年02月22日 18時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●こーのス

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TinyCircuits「Thumby」実売価格5370円(クリア版、記事執筆時点のAmazon販売価格)

 小さいモノが大好きなジャイアン鈴木です。「いや、これ、絶対使いにくいでしょ」とゴーストが囁いていたとしても、人はなぜか極小ガジェットをフラフラと買ってしまうものです。というわけで今回は、「ゲームボーイ」的なデザインをリスペクト→オマージュして、超小型化した携帯ゲーム機「Thumby」をレビューいたします!

鼻の穴にも入りそうなコンパクトサイズ
ゲーム追加もできるすごいヤツ

 Thumbyは製品名どおり、手のひらどころか、親指サイズの携帯ゲーム機。KickstarterとIndiegogoのクラウドファンディングでも人気を集めたガジェットであり、プログラミング可能という点も大きな売りです。

レトロゲームが6本プリインストール。パッケージ裏にはプログラムも可能であることがアピールされています

製品には小型ストラップを取り付け済み。スマホなどに接続すれば「KAWAIIー!」ですね!

 スペックについて先にお伝えすると、プロセッサーは「Raspberry Pi Pico RP2040 Processor」を採用。書き換え可能なストレージは2MBを搭載。ディスプレーは72×40ドットのモノクロOLEDを装備。TDK製の超薄型スピーカー「Piezo Speaker」を内蔵しています。

モノクロOLEDは実測0.95インチ前後。「ゲームボーイミクロ」の画面が大きく感じられます

背面内部はほぼほぼ、40mAhのリポバッテリーが占めています

 コントローラーは4方向の方向パッドと、AとBのアクションボタンを用意。端子はmicroUSBで、充電とPCとのデータ通信に使用。また「Thumby Link cable」を使用すれば、Thumby同士を接続してマルチプレイが可能です。

上面には電源スイッチ、下面にはmicroUSB端子を用意

 本体サイズは29.5×18×8.5mm、重量は実測4.81g。40mAhのリポバッテリーを内蔵しており、最大2時間のバッテリー駆動が可能とうたわれています。

左右側面にはなにもありません

実測重量は4.81g。もっと高精度なデジタルスケールがほしくなりました

 今回購入したのはクリアデザインですが、そのほか、かぎりなく「ゲームボーイ」っぽいグレー、ティール、ピンクの4色が販売されていました。筆者はスケルトン大好き星人なのでクリアを迷わず購入しましたが、せっかくストラップが付属されているので、何に付けるのかを考慮してカラーを選んでもよいと思います。

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