鶴口「方言や、現時点では人の演技に頼らざるを得ない部分についても、AIで生成できるように変わっていくかもしれません。直感的に波形を編集したり、話すテンションの高さを変えられたり。そうなってくると、楽しみですね」
―「こんな感じの声を作って!」という単純なプロンプトで、思い描いた通りの声が出力されるとか。
鶴口「不可能ではないと思います」
――御社として、今後挑戦してみたいことはありますか?
長谷川「今回、坂本龍馬の声の復元に挑戦してみたことで、『偉人シリーズ』は面白いんじゃないか? と感じました。アーカイブが増えていけば、データも蓄積され、精度も上がっていきますから『過去の偉人の声を復元する』というモデルも、進歩させていけそうに思っています」
――AIで復元した偉人の声シリーズ、面白そうです!