GIGABYTE、インテルCore Ultra搭載のAIゲーミングノート「AORUS 15」
GIGABYTEは2月10日より、CPUにインテルCore Ultra 7プロセッサーを搭載した15.6型AIゲーミングノートPC「AORUS 15 BKG-13JP754SH」をGIGABYTEノートPC取扱店を通して販売開始する。
本製品はインテルCore Ultraシリーズを採用。Core Ultraは、パフォーマンス重視のPコア、効率重視のEコアに、より省電力性を高めたLP Eコアを加えた3種類のCPUコア構成で、AORUS 15には、6基のPコア、8基のEコア、2基のLP Eコアの16コア/22スレッド構成のCore Ultra 7 155Hを搭載している。
内蔵GPUには、最新のXe-LPGアーキテクチャーを採用した8基のXeコア、8基のレイトレーシングユニット、128基のベクトルエンジンで構成されるインテルArcグラフィックスを統合し、グラフィックス性能のみならずAI処理能力も向上させている。
単体GPUとしては、Ada Lovelaceアーキテクチャー採用によりAI性能も強化されたGeForce RTX 4060 Laptop GPU GDDR6 8GB(最大ブーストクロック2370MHz、最大消費電力140W)を搭載する。GPUの性能をフルに引き出せるようにする、MUXスイッチテクノロジーを採用し、より応答性にすぐれたゲームプレーも可能だという。
ディスプレーは、リフレッシュレート165Hz駆動の狭額縁15.6型QHD(解像度2560×1440ピクセル)IPSレベル液晶パネルを採用。sRGB 100%の広色域カバー率を実現し、Pantone色校正認証により正確で深みのある色を再現できる。
また同社独自の冷却機構WINDFORCE Infinityの設計を全面的に見直し、筐体の薄型化を可能にするとともに、CPUとGPUを効率的に冷却して静かで安定した動作を実現。
さらに同社独自ツール「Control Center」の最新版に、AI機能「AI Nexus」を搭載。バッテリー駆動時にはCPU内蔵グラフィックスに自動的に切り替えることで、バッテリー駆動時間を最大40分伸ばす「AI Power Gear」、ゲーミングモード時にはオーバークロック動作を有効にしてパフォーマンスを向上させる「AI Boost」、invoke AIと組み合わせることでローカル環境でも手軽に生成AIを活用できる「AI Generation」などの機能を統合している。
ネットワーク機能として、2.5Gbps有線接続を実現するRealtek RTL8111Hチップと、Wi-Fi 6E対応のワイヤレスモジュールを採用。
製品サイズは幅360×高さ20.9×奥行272mmで重さが2.39g、実売価格は27万円前後の見込み。