丸の内エリアの古き良き昭和レトロなスポットを、一人遊び好きな「LOVE Walker」女子編集部員クルミ(26)が実際に巡り魅力を深掘りする本連載。
第9回目は、有楽町駅と東京駅のちょうど中間あたりにあるガード下にお店を構える、「谷ラーメン」に潜入しました!
過去の記事はぜひコチラからチェックしてみてくださいね♪
愛され続けて50年以上! 歴史を感じる店構えに惹かれて
サクッと早めの夕食を済ませたい!ということで、午後5時過ぎに有楽町周辺をうろうろ。
どこに入ろうか迷っていた私の頭に浮かんだのは、ずっと気になっていた「谷ラーメン」です。
近くに来るたびに入店を試みてはいたのですが、お昼どきは並んでいる人もいるほどの人気店で諦めていました。しかし今日は先客0! これはチャンスだ〜! と思い今日の夕食はラーメンに決定。何を注文しようかな〜とワクワクです。
食券を買う前に店主の谷さんにおすすめを聞くと、「ワンタンメン」とのこと。お腹ぺこぺこだったので、ワンタンメンと餃子両方いただいちゃいます!!
年季を感じさせるガラス戸を横に引き、カウンター数席と小上がりの座敷数席を備えた店内へ。
食券を渡すと、谷さんがお店の歴史について教えてくださいました。
1967年にオープンした「谷ラーメン」。旧店舗は有楽町駅北口丸三横丁にありましたが、JRの高架下耐震補強工事の為2016年にこの地に移転。
移転前は、現在東京国際フォーラムがある場所に旧東京都庁舎があったため、近くに店を構えていた「谷ラーメン」は都庁の職員の方々にも愛され、大変繁盛したそうです。
体に染み渡る…! 昔ながらのシンプルなラーメン
食券を渡してから5分ほど、まずは餃子が到着!
一口サイズの餃子が6個。野菜多めの餡はニンニクがしっかり効いたガッツリ系です。
餃子を堪能していたら、お待ちかねのワンタンメンが到着!
透き通ったスープに、チャーシューとワンタンが乗ったシンプルな醤油ラーメン。メンマや海苔も入っていますよ♪ まずはスープから。醤油ベースでクセがなく、とってもさっぱり。軽く縮れた中太麺は、モチッとした食感です。ワンタンは皮がしっかりとしたタイプで餃子の餡を使用、チャーシューはしっかり煮込んだ豚ロース。
シンプルながら、何度でも食べたくなる美味しさでした。
今回はワンタンメンと餃子を選びましたが、口コミを見ると、チャーハンもとってもおいしいらしい…! これはまたすぐに訪問しなければ!
レトロな店構えと、昔ながらの味。昭和にタイミスリップしたような気分になる「谷ラーメン」。気さくに話してくれる谷さんもとっても素敵な方で、心もお腹もほっと満たされる、あたたかい空間が高架下にありました。
たくさんの人に愛されている、数少ない老舗ラーメン店。これからも長く続いてほしいです。
ということで、第9回「昭和レトロさんぽ」はおしまい。次はどこに行こうかな〜!
最後に、谷さんとのツーショットを♪ お店の歴史をたくさん教えていただきありがとうございました!
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