平日昼休みにおける通信品質の大幅改善を発表した(「mineo、MVNOでは弱点となる昼休みの通信品質を約5倍改善と宣言!」)、オプテージのモバイルサービス「mineo」だが、サービス開始10周年、そして春商戦に向けて、サービス改善とキャンペーンも告知している。
長期利用特典を拡充 SIMの発行手数料にも充当可能
ガイドライン改正により、規制から外れたことで可能に
まずは長期利用特典「ファン∞とく」の見直し。従来はコミュニティーサイト「マイネ王」での活動量に応じた特典を付与していたが、2月28日からは契約年数に応じた長期利用特典へと変更する。
具体的には契約年数ごとに決められた枚数の「mineoコイン」を自動付与(2年目まで年1枚、4年目まで年2枚、5年目以降は年3枚)。mineo内のサービスで利用できるクーポンと交換可能。具体的には端末購入代金の割引、かけ放題や夜間フリーなどのオプションサービスのほか、eSIMやSIMカードの発行手数料、プラン変更事務手数料(利用するネットワークの変更)などに使える。
なお、mineoによると、今回の長期利用特典の拡充や後述する端末価格の割引は昨年12月末に実施された「電気通信事業法に関するガイドライン」の改正により、オプテージが規制対象(対象となるシェアの基準が0.7%から4%に変更)から外れたことで可能になったとしている。
新規契約者は1GBでも20GBでも
月990円で半年利用可能なキャンペーンを実施
2月1日からは、新キャンペーン「マイピタまるっと990円キャンペーン」を実施。mineoの主力プラン「マイピタ」のデュアルタイプ(音声SIM)に新規加入したユーザーを対象に、最大6ヵ月間、どのコースを選んでも月990円に割り引かれる。また、余ったパケットの繰り越しが期限なしで可能になるオプション「パスケット」(月110円)についても最大6ヵ月間、実質無料で利用できる(申し込み期間中にパスケットを利用したユーザーを対象)。ともに6月3日まで実施。
さらに「端末価格割引キャンペーン」を3月31日まで実施。こちらはMNPでmineoのデュアルタイプを申し込んだ、もしくは既存ユーザーが一括支払いで端末を購入した場合が対象。Xperia 10 Vが4万6750円、Xiaomi 13T Proが7万4976円などとなっている。