PayPayは1月29日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を導入する加盟店のうち「Alipay+(アリペイプラス)」を利用する店舗において、韓国の「NAVER Pay」「Toss」、シンガポールの「OCBC Digital」「Changi Pay」、マレーシアの「MyPB」、イタリアの「Tinaba」、マカオの「MPay」、モンゴルの「Hipay」での決済が可能になったことを発表した。
今回の追加によって、これまで連携してきたサービスを含めて10ヵ国18の海外キャッシュレス決済サービスを利用するユーザーは日本に訪れた際に、PayPay加盟店に設置されているQRコードから飲食やお土産代、宿泊費などの決済ができる。
PayPayのQRコードから海外のキャッシュレスサービスを利用する場合、決済アプリを起動してユーザースキャンを選択し、Alipay+に対応したPayPayのQRコードを読み取る。日本円で金額を入力し、店員に提示。各国の支払い額を確認し、決済する。
今回追加する海外キャッシュレス決済サービスとの連携は、アントグループのAlipay+を活用。PayPay加盟店であれば初期費用など無料でAlipay+の利用申し込みができ、QRコードを設置するだけでAlipay+を通して海外キャッシュレスサービスへの対応が可能になる。決済システム利用料は取引金額の1.98%(税別)。