編集部おすすめ その1
タブレットとしても使用できるSQ3搭載モデル
「Surface Pro 9」
●Microsoft ●直販価格 30万5450円(キーボード込み)
10点マルチタッチのタブレットながら、別売のキーボードを接続することでノートPCとしても快適に使用できるSurface。そのシリーズにて初めてMicrosoft SQ3プロセッサーを採用したモデル。このモデルは5G標準搭載で場所を選ばないのが心強い。液晶パネルは13型ながら、2880×1920ドットの解像度や120Hzのリフレッシュレート、1200:1のコントラストなど美しい映像が楽しめる。さらにDolby Atmos8対応の2Wステレオスピーカーによりサウンド面も良好。
SPEC
OS Windows 11 Home
CPU Microsoft SQ 3
メモリー 16GB
ストレージ 256GB
ディスプレー 13型(10点マルチタッチ対応)
解像度 2880×1920ドット
サイズ 約209(W)×287(D)×9.3(H)mm(本体のみ)
重量 約0.879kg(本体のみ)
ファンレスノートPCの最大の利点は静音性だが、Surfaceの場合、それ以外にもノイズを発生させる機構が存在しないため、本当に動いているのか画面を見ないとわからないほど静か。アイドル時、高負荷時とも30.7dB。これは深夜の郊外、鉛筆での執筆音のカテゴリーである。スイッチを入れた音で一瞬1dB上がる程度だ。
編集部おすすめ その2
長いバッテリーライフで高いモビリティーを実現
「ThinkPad X13s Gen 1」(21BXCTO1WWJP1)
●Lenovo ●直販価格 27万6496円
キーボードの中央に「TrackPoint」を搭載した13.3型のノートPC。タッチパッドも備えているので、自分に合った使い方が選べる。プロセッサーはスペックとバッテリーライフを両立したQualcomm Snapdragon 8cx Gen 3。CPUに組み込まれたセキュリティプロセッサーPlutonに加え、データの暗号化や指紋認証とともにビジネスユースにおいて重要な高い安全性を確保。筐体の90%が再生マグネシウムなのもポイント。
SPEC
OS Windows 11 Home
CPU Qualcomm Snapdragon 8cx Gen 3
メモリー 16GB
ストレージ 256GB
ディスプレー 13.3型(マルチタッチ対応)
解像度 1920×1200ドット
サイズ 約298.7(W)×206.4(D)×13.4(H)mm
重量 約1.06kg
ThinkPadもファンレスなのでノイズを発生させない。本体を稼働させている時でも当然のようにアイドル時、高負荷時ともに31dBであり、深夜の郊外、鉛筆での執筆音のカテゴリーであった。他のモデルとの違いは環境音によるブレであろう。加えてキーボードや電源スイッチ部分も静音性を重視しており、押してもほとんど音がしない。
編集部おすすめ3機種
4色のカラバリを揃えるM2チップ搭載モデル
「MacBook Air」(M2,2022)
●Apple ●直販価格 16万4800円
MacBook Airのデザイン性の高さはそのままに、M2チップによりスペックアップ。13.6型のLiquid Retinaディスプレーは、2560×1664ドットと高精細でTrue Toneテクノロジーに対応しており美しさも備えている。チップにメモリーを統合する「ユニファイドメモリ」アーキテクチャーにより、快適な動作を実現。USB4やWi-Fi 6、Bluetooth 5.3といった最先端のテクノロジーを採用している。シルバーのほか、スターライトなど4色のカラバリを展開する。
SPEC
OS macOS
CPU M2 CPU
メモリー 8GB
ストレージ 256GB
ディスプレー 13.6型
解像度 2560×1664ドット
サイズ 約304.1(W)×215(D)×11.3(H)mm
重量 約1.24kg
MacBook Airもファンレスのため当然ながらアイドル時と高負荷時にも差はなく、30.9dBであった。ほかのモデルと同様、環境音によるブレの範疇である。相変わらず筆者の周辺は静かだ。ただし、キーボードは少々音が発生する。小さいがカチャッと音がするのだ。とはいえ計測していても31.5dB程度なので、気にするほどではないだろう。
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