インテル株式会社
最新のインテル(R) Core(TM) プロセッサー HX シリーズ(第14世代)、インテル(R) Core(TM) モバイル・プロセッサー U シリーズは、エンスージアストからメインストリームの幅広いユーザー向けに提供
発表のハイライト
インテルは、エンスージアストが求める世界最高レベルのモバイル体験を提供する24コア実装のインテル(R) Core(TM) i9 プロセッサー 14900HXを新たにフラッグシップ・モデルとして掲げた、インテル(R) Core(TM) モバイル・プロセッサー(第14世代)を発表。(*1)
インテル(R) Core(TM) デスクトップ・プロセッサー(第14世代)の全ラインナップを発表。メインストリームのデスクトップPC、一体型PC、エッジデバイスを対象に、65ワットと35ワットの電力設計で展開されます。
新たにインテル(R) Core(TM) モバイル・プロセッサー(シリーズ1)が登場。最上位モデルのインテル(R) Core(TM) 7 プロセッサー 150Uは、10コア/12スレッド、最大5.40GHzのターボ周波数を特長としています。
2024年1月8日、ネバダ州ラスベガス発 - インテルは本日、世界最大級のテクノロジー・イベントであるCESにおいて、インテル(R) Core(TM) プロセッサー(第14世代)のモバイル/デスクトップ向け全製品群を発表しました。モバイル向けには強力なHXシリーズが新たに加わり、デスクトップ向けはメインストリームを対象に65ワットと35ワットの電力設計で展開されます。さらにインテルは、パフォーマンスを重視したメインストリームの薄型軽量モバイルシステムに搭載される新たなモバイル・プロセッサーとして、インテル(R) Core(TM) 7 プロセッサー 150Uを最上位モデルに掲げたインテル(R) Core(TM) プロセッサー(シリーズ1)を発表しました。
「インテル(R) Core(TM) プロセッサー・ファミリー(第14世代)は、一流の性能とプラットフォーム機能をエンスージアストおよびメインストリームのPCユーザー向けに提供するために開発されました。HXシリーズ・プロセッサーが搭載されることにより、エンスージアストは外出中でも現在入手可能な中で最高のモバイル体験を楽しむことができ、メインストリームのデスクトップ・ユーザーは、最新世代の65Wおよび35Wデスクトップ・プロセッサーで利用可能な効率的なパフォーマンスと堅牢なプラットフォーム機能を体験することができます」
- インテル コーポレーション副社長 兼 クライアント・コンピューティング事業本部(CCG)エンスージアストPC &ワークステーション担当本部長、ロジャー・チャンドラー(Roger Chandler)
CESにおけるこれらの新しいモバイルおよびデスクトップ・プロセッサーの発表は、インテルのパートナー各社による新しいインテル(R) Core(TM) Ultra搭載システムの発表と同時に行われます。PC ユーザーがインテル(R) Core(TM) Ultra プロセッサーを搭載し強力でエンスージアストおよびメインストリームのユーザー向けのモバイルとデスクトップ、また最新の AI PC を探している場合でも、インテルは適切なコンピュート・ソリューションを提供します。
エンスージアストが求める世界最高峰のモバイル体験を提供する、インテル(R) Core(TM) プロセッサー HX シリーズ(第14世代)
新たに登場するインテル(R) Core(TM) モバイル・プロセッサー HX シリーズ(第14世代)は、最高水準のコンピューティング性能を求め、1台のノートブックPCで完結するモバイル性を必要とする、ゲーマー、クリエーター、プロフェッショナルのために構築されました。この新しく加わったHXシリーズは、インテル(R) Core(TM) i9 プロセッサー 14900HXを最上位モデルに掲げ、8個のPerformance-cores(P-cores)と16個のEfficient-cores(E-cores)を特長とし、クラス最高の接続性に驚異的なシングルスレッド&マルチスレッド性能を組み合わせています。さらに、インテル(R) Core(TM) i7 プロセッサー 14700HXではE-coresのコア数が50%増えたことで、クリエイティブ性能が飛躍的に向上しました。
この最新プロセッサーの主な特長は次のとおりです。
最大5.80GHzのターボ周波数。前世代と比べて17%のゲーム性能の向上およびマルチタスキング性能を51%向上。(*2)
最大24コア(8 P-cores + 16 E-cores)、32スレッドのインテル(R) Core(TM) i9 プロセッサー 14900HX。
E-coreが50%増え最大20コア(8 P-cores + 12 E-cores)、28スレッドのインテル(R) Core(TM) i7 プロセッサー 14700HX。
最大192ギガバイト(GB)の総メモリー容量を提供する5,600MT/秒DDR5のサポート。
HXシリーズに備わるオーバークロック機能のほか、インテル(R) エクストリーム・チューニング・ユーティリティー(インテル(R) XTU)とインテル(R) エクストリーム・メモリー・プロファイル(インテル(R) XMP)のサポート。(*3)
HXシリーズでのインテル(R) アプリケーション・パフォーマンス・オプティマイゼーション(インテル(R) APO)のサポート。APOは2023年10月のインテル(R) Core(TM) デスクトップ・プロセッサー(第14世代)発表と同時に利用可能となっており(*4)、その対象ゲームに6つの新タイトルが加わりました(合計で8タイトル)。
転送速度最大40GbpsのThunderbolt(TM) 4 テクノロジーはもちろん、双方向で毎秒80ギガビット(Gbps)の帯域幅を実現し、帯域幅ブースト機能により現在の最速ソリューションの3倍となる最大120Gbpsの帯域幅を実現する次世代Thunderbolt(TM) 5 テクノロジーの接続性をサポート。PCと4Kモニターや周辺機器との複数接続を可能にします。
内蔵されたインテル(R) Wi-Fi 6E(Gig+)と、新たに利用となったディスクリート型のインテル(R) Wi-Fi 7(5 Gig)を含む次世代のワイヤレス機能により、より多くの場所でマルチギガビットスピードを実現し、有線のような応答性と優れた信頼性を提供します。
最新のBluetooth 5.4とBluetooth 5.3の両方をサポート。Bluetoothが実現する複数デバイスの同時接続によって、格別のパフォーマンスと体験をもたらします。
インテル(R) Core(TM) モバイル・プロセッサー HX シリーズ(第14世代)は、パートナー各社から60機種を超えるシステムに搭載され2024年に発売される予定です。ゲームからクリエイティブ制作、外出先での仕事まで、エンスージアスト・ユーザーもこれまで以上に快適にモバイルデバイスを活用できるようになります。
トーキング・テック:インテル(R) Core(TM) モバイル・プロセッサー HX シリーズ(第14世代):エンスージアスト・ノートブックPCのための最高のパフォーマンス
インテル(R) Core(TM) モバイル・プロセッサー・ファミリー(開発コード名:Raptor Lake Refresh)でRaptorはさらに強力になって戻ってきました。本動画(Intel Newsroom ( https://www.intel.com/content/www/us/en/newsroom/news/ces-2024-client-processor-news.html#gs.2s5b9h )にて公開)では、インテル コーポレーション副社長 兼 クライアント・コンピューティング事業本部(CCG)エンスージアストPC &ワークステーション担当本部長のロジャー・チャンドラー(Roger Chandler)に、新しいHXシリーズがクラス最高の接続性と驚異的なシングルスレッドおよびマルチスレッド性能をどのように組み合わせているかについて話を聞いています。最上位モデルは、24コア32スレッド、ターボ周波数最大5.8GHzのインテル(R) Core(TM) i9-14900HXです。さらに、HXシリーズは、インテル(R) Core(TM) i7-14700HXプロセッサーのEコアが50%増加したことにより、クリエイター・パフォーマンスが飛躍的に向上しています。
デスクトップからエッジまで幅広く実際の環境で強力なパフォーマンスを発揮する、メインストリーム向けの最新インテル(R) Core(TM) デスクトップ・プロセッサー(第14世代)
インテル(R) Core(TM) デスクトップ・プロセッサー(第14世代)によりデスクトップ製品群が拡大し、メインストリームのPCユーザーだけでなく、さまざまな業種にわたる幅広い市場へも、インテルの最新世代デスクトップ・プロセッサーを体験する新たな手段が提供されます。製品全体を網羅する18モデルの新プロセッサーによって、ゲームからクリエイティブ作業に仕事まで日常的に必要としているあらゆるレベルで、ユーザーがインテルに期待する第14世代のプラットフォームに備わる機能を活用できます。
インテルの最新デスクトップ・プロセッサーに備わる主な機能は次の通りです。
最大5.80GHzのターボ周波数。前世代と比べてマルチスレッド性能を37%高速化、Microsoft Officeの性能を7%向上させます。(*5)
最大24コア(8 P-cores + 16 E-cores)、32スレッドのインテル(R) Core(TM) i9 プロセッサー 14900。
E-coreが4つ増え最大20コア(8 P-cores + 12 E-cores)、28スレッドのインテル(R) Core(TM) i7 プロセッサー 14700。
最大192GBの総メモリー容量を提供する5,600MT/秒のDDR5、3,200MT/秒のDDR4をサポート。既存の600/700シリーズ・マザーボードとの下位互換性も維持しています。
インテル(R) Laminar Cooler RH1/RM1 など、筐体内の放熱ソリューションを引き続きサポート。
インテル(R) Killer(TM) Wi-Fi 7(5 Gig)とインテル(R) Killer(TM) Wi-Fi 6E(Gig+)の両方をサポートし、次世代のワイヤレス接続を提供。
PCIe Gen 5.0とGen 4.0、40 Gbpsの帯域幅を提供するThunderbolt(TM) 4に加え、USB 3.2接続を内蔵し、最大20Gbpsの転送帯域幅を実現。
インテル(R) Core(TM) デスクトップ・プロセッサー(第14世代)の全ラインナップは、オンラインでも店頭でもすでに提供を開始しており、PCユーザーは希望の価格帯に合わせて、ゲーム、コンテンツ制作、生産性タスクまで、日常的な用途に最適なプロセッサーを見つけることができます。
エッジでは、これらの最新プロセッサーによりLGAソケットパッケージのコア数が増えたことで、強力なAIを含め、演算負荷の高いワークロードへの導入も可能になります。インテル(R) Core(TM) デスクトップ・プロセッサー(第14世代)ならば、学校の教室で使用するインタラクティブなホワイトボード、医療用の繊細で鮮明な画像診断ディスプレイ、また工場現場の制御オートメーションやロボット装置など、幅広い市場へ効果的かつ安全、さらに効率的にイノベーションの成果をもたらすことが可能です。
メインストリームの薄型軽量システムに効率的なパフォーマンスと安定した機能を提供するインテル(R) Core(TM) プロセッサー U シリーズ(シリーズ1)
新たに登場したインテル(R) Core(TM) プロセッサー U シリーズ(シリーズ1)は、メインストリームのモバイルPCユーザーが薄型軽量デバイスに求める効率性とバランスの取れたパフォーマンスを提供するモバイル・プロセッサーです。また、このモバイル・プロセッサーの製品ラインによって、PCユーザーがインテルのモバイル・プロセッサーに期待するプラットフォーム機能も維持されます。
この新しいインテル(R) Core(TM) プロセッサー U シリーズ(シリーズ1)の特長は次のとおりです。
最大5.40GHzのターボ周波数を実現する、最大10コア(2 P-cores + 8 E-cores)、12スレッドのインテル(R) Core(TM) 7 プロセッサー 150U。
最大96GBの総メモリー容量を備える、5,200MT/秒のDDR5、3,200MT秒のDDR4をサポート。
仕事にも遊びにも使えるユニバーサルコネクティビティであるThunderbolt(TM) 4 テクノロジーは、最大40Gbpsの転送帯域幅を実現し、複数の4Kモニターや周辺機器との接続を実現。
PCIe Gen 4.0 x8レーン、PCIe Gen 3.0 x12レーンにより、最新ソリッドステート・ドライブ(SSD)ストレージと接続可能。
最新のBluetooth 5.4とBluetooth 5.3の両方をサポートし、Bluetooth Low Energy(BLE)オーディオを含む最新のBluetooth接続を実現。低消費電力で没入感のある高忠実度のPC音響体験を可能にし、オーディオのチューニング、パーソナルオーディオの共有、補聴器や新しいリスニング支援サービスへのアクセシビリティ強化のための新しいBluetooth Auracast(TM) 機能をサポート。
インテル(R) Killer(TM) Wi-Fi 7(5 Gig)とインテル(R) Killer(TM) Wi-Fi 6E(Gig+)の両方をサポートし、次世代のワイヤレス接続を提供。
インテル(R) Core(TM) プロセッサー U シリーズ(シリーズ1)を搭載したモバイルシステムは、2024年第1四半期に発売開始となる予定です。詳しくはインテルのパートナー各社から公開される最新情報にご期待ください。
注釈:
*1 Based on the performance and unique features, (as of December 2023) of Intel(R) Core(TM) 14th Gen mobile processors, including in comparison to prior generation and competitive mobile processor offerings. See www.intel.com/PerformanceIndex for details. Results may vary. Other names and brands may be claimed as the property of others.
*2 Performance claims based on 14th Gen i9-14900HX performance measured by (1) 17% higher average FPS vs. the AMD 7945X3D and (2) 51% Faster Multitasking Workflow featuring Epic Games Unreal Engine 5 MetaHuman and CapturingReality RealityCapture vs. AMD 7945HX. See www.intel.com/performanceindex for details. Results may vary.
*3 Overclocking may void warranty or affect system health. Learn more at www.intel.com/overclocking. Results may vary. For details, see intel.com/overclocking.
*4 Intel(R) Application Optimization is a policy within Intel(R) Dynamic Tuning Technology that optimizes performance on select games, with required configurations on select Intel(R) Core(TM) 14th Gen Processors. For additional information on Intel(R) Application Optimization, see www.intel.com/content/www/us/en/support/articles/000095419/Processors.html. Data shown captured using the Intel(R) Core(TM) 14th Gen i9-14900HX. See www.intel.com/PerformanceIndex. Results may vary.
*5 Multi-threaded performance on Autodesk 3ds Max Toon Shader Arnold Render workload of Intel(R) Core(TM) 14th Gen i7 processor 14700 vs prior generation. See www.intel.com/performanceindex for details. Results may vary.