ただし操作性にはさらなる改良を期待したい
HUAWEI WATCH GT 4の新機能「ボディメーカー」ダイエットの強い味方!【レビュー】
2023年12月23日 07時00分更新
ファーウェイ・ジャパンが10月24日に発売した「HUAWEI WATCH GT 4」。46mmモデルと41mmモデルがあり、筆者は46mmモデルをiPhone 15 Proと接続させて使っています。使い始めてから2週間ほど経ちました。今回は、主にヘルスケア機能の使い勝手を掘り下げてレビューします。
新機能「ボディメーカー」の使い勝手は?
HUAWEI WATCH GT 4には、「ボディメーカー」という新しいアプリがプリインストールされています。自分が摂取すべき、あるいは消費すべきカロリー量がリアルタイムでわかるというもの。ダイエットや体型維持を心がけている人には役立ちそうです。
アプリのメニューから「kcal」と書かれたアイコンをタップすると、その時点で不足しているカロリー量が「カロリー赤字」として表示されます。ちなみに、摂取カロリーが超過している場合も「カロリー黒字」とは表示されず、「カロリー赤字」がマイナスで表示されます。
消費カロリー量は、ウォッチを腕に巻いているだけで自動的に計測される心拍数などから算出されます。摂取カロリーは当然のことながら、手動で入力しなければなりません。
ウォッチでは入力できず、「HUAWEI ヘルスケア」アプリから入力します。「ヘルスケア」画面の「体重管理」→「ダイエットログ」→「カロリー記録」に進むと入力できます。慣れると、さほど面倒には感じませんが、「ボディメーカー」という項目があり、「ワンタップでアクセスできると便利なのに……」と思ったのが本音です。
なお、かなり意識の高い人を除けば、食事のカロリー量ってすぐにはわからないですよね。そこで、ファーウェイは「あすけん」というダイエットアプリの利用を推奨しています。「あすけん」は食べたものを入力するだけで摂取したカロリー量が計算されるアプリ。そこで計算した数値を「HUAWEI ヘルスケア」の「カロリー記録」に転記すればいいわけです。
もうひとつ本音を言えば、「あすけん」のデータが自動で「HUAWEI ヘルスケア」に転記されたら便利なのに……と思いましたが、そのような連携機能はないようでした。
操作性に若干不満を抱いた筆者でも、「ボディメーカー」は継続して使っています。カロリーの入力を忘れていると通知で促してくれるので、無理なく習慣づけられます。カロリー赤字が多いと「今夜はしっかり食べていいんだ」と思えるし、逆に少ない場合は「ウォーキングの時間を長くしよう」というモチベーションにつながります。

この連載の記事
-
第28回
スマホ
ドコモの6980円の「スマートウォッチ 01」と「スマートウォッチ 02」 1週間使ってわかった○と× -
第27回
デジタル
使いやすく進化したHUAWEI WATCH GT 5 Proの「ボディメーカー」機能はダイエットに役立つかも!? -
第26回
デジタル
ファーウェイ製スマートウォッチに搭載の心電図機能はあっけないほど簡単に測定できる -
第25回
デジタル
ゴルフナビ機能が売りだが、ゴルフをしなくても満足できるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」 -
第24回
デジタル
【レビュー】Apple Watchに続いて、ファーウェイ製スマートウォッチに搭載の心電図機能を使う -
第23回
デジタル
【レビュー】血圧計内蔵のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2」 進化点を実際に必要な筆者がチェック -
第22回
ウェアラブル
【レビュー】Galaxy Watch 7はPixel Watchよりも使いやすい? -
第21回
ウェアラブル
【レビュー】エナジースコア、AGEs指数って何? 「Galaxy Watch 7」のヘルスケア機能を使い倒した -
第20回
ウェアラブル
【レビュー】画面に触れず片手で操作「Galaxy Watch 7」ジェスチャー機能の使い方まとめ -
第19回
ウェアラブル
【レビュー】Suicaも使える多機能さが魅力「Galaxy Watch 7」ヘルスケア機能の充実度はトップクラス -
第18回
デジタル
1ヵ月使ってわかった「HUAWEI WATCH FIT 3」の◯と× - この連載の一覧へ









