DM2C Studioは12月20日、エンタメ領域に特化したベンチャー・キャピタルGalaxy Interactiveをリードインベスターとする計8社を引受先としたトークン転換条項付き社債の販売により、およそ3.4億円の資金調達を実施したと発表した。
同社は、DMM.comがブロックチェーンゲーム、NFTプロジェクトなどのweb3事業を展開することを目的に1月に設立したDMMのグループ会社。
独自トークンを利用したデジタル空間における新たなエンタメ体験を提供するため、web3プロジェクト「Seamoon Protocol」を6月に開始した。本プロジェクトではOasys Layer2上の独自ブロックチェーン「DM2 Verse」の公開、独自トークン「DM2P」の発行及びロックチェーンゲームなどを提供予定。
今回の資金調達は同社として初めてのもので、本格的なグローバル展開を見据えた戦略的パートナーシップの締結を目的としている。
パートナーシップを締結する各社とは、今後国内外で実施される大規模ƒ業界イベントにおける共同サイドイベントの開催や、共同AMAの実施等の様々なプロモーション活動の実施を検討しているという。
なお、12月20日にDM2C Studioのweb3プロジェクト「Seamoon Protocol」のホワイトペーパーをウェブサイト上に公開している。
ホワイトペーパーでは「web3の現状と課題」や「DMMグループがweb3に取り組む理由」「『Seamoon Protocol』の全体像」などが記載されている。