アクションを使いこなしてマップを縦横無尽に駆け巡ろう
本作におけるアクションは、戦闘だけではない。探索マップは上下の動きも激しく、壁ジャンプしたり、ポールに掴まって回転しながらジャンプしたりしながら移動するため、探索にもアクションが求められる。
加えて、マップ内にはさまざまな罠も張り巡らされている。床や壁にトゲがある場所や、怖すぎる刃が前後に揺れている場所もある。そういったところでダメージを食らってしまうと、各所の戦闘で不利になるほか、罠でゲームオーバーになることもあるため、できるだけ慎重に進めていきたい。
加えて、マップ上にはパズル要素もふんだんに散りばめてある。床のスイッチによって建造物が移動したり、鉄檻が空いたり、レバーでドアがありたりと、初代さながらのギミックがたくさんある。こういったパズル要素も本作の醍醐味で、解けたときのアハ体験は快感だ。
さらに、進めていくと弓を拾ったり、空中の横移動を覚えたりして、アクションの幅が広がる。弓で撃ったり、横移動したりしないといけない場所に行けるようになるので、こういった追加のアクションが用意されているのもうれしい。
マップの各所には「ワクワクの木」があり、生やすとセーブが可能になるほか、回復薬も補充される。そのほか、さまざまなバフを得ることができるアミュレットのカスタマイズも、ワクワクの木から可能だ。
手強いボスもたくさん!
本作では、強力なボスもたくさん出てくる。通常の敵とは違い体力ゲージが表示され、ゼロになると倒すことができる。人型だけでなく、動物やキメラのようなボスも出てくる。さまざまな攻撃を仕掛けてくるため、攻撃パターンをよんで、しっかりと避けないと攻略できない。赤く光った際は避けて、黄色く光った際はしっかりとパリィする。加えて、隙をみつけて通常攻撃をして体力ゲージを減らしていこう。
グラフィックの進化にも注目!
本作の注目ポイントの1つとして、グラフィックの進化も挙げられる。横スクロールアクションではあるが、奥行きがしっかりと作り込まれている。とくに外のステージでは、大自然や戦場の様子などが細かく表現されている。アクションに加え、こういったところも存分に楽しめた。
以上がプリンス オブ ペルシャ 失われた王冠のファーストインプレッションとなる。若き戦士サルゴンが、不思議な遺跡や森に迷い込んで、どのような運命をたどっていくのか、ぜひ自身でプレイして確かめてみてほしい。
プリンスオブペルシャシリーズをプレイしてきた人はもちろん、横スクロールが好きな人、歯ごたえのあるアクションゲームが好きな人、謎解きや探索をしながら進めていく作品が好きな人は、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
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